11月13日にオープンして、そこから予約を開始。
ありがたいことに予約を開始したら、次から次へと予約が入って
14日は宿泊者ゼロだったけど、15日は5組6人のゲストが宿泊してくれました。
初日のゲストは、どの人もいい人ばかりで、とっても良かった。
チェックアウトの時に、撮らせてもらった写真を公開。
基本的に出身地を書いて、あとは好きに何か書いてとお願いしたホワイトボードを持ってもらってます。
初ゲストは、元バックパッカーで英語も堪能な日本人女性。
海外経験が豊富で、共有ルームでみんなと交流して楽しんでくれたみたい。
ゲストを迎え入れる初日で自分が不慣れなところ、彼女がいてくれてすごく助かった。
彼女が初のゲストで良かった。
2人目は、もう4か月以上旅を続けてるアーティストのスイス人女性。
共有ルームに飾ってる井上雄彦の親鸞のポスターに興味津々。
僕が歌川国芳が好きと画集を見せると、興奮してメモとかしてた。
一緒に、掘りごたつの布団をセットアップ。ニトリの布団だがものすごく肌触りが気に入ったらしく、スイスに取り寄せられるか真剣に聞いてきたのが面白かった。
他のゲストとおしゃべりが弾んで夜の観光に出遅れたようで、10時過ぎに祇園に出かけて行った。
3人目(3組目)は、最初は控えめだったけど、徐々に打ち解け、翌日の朝には他のゲストと楽しそうにしゃべってた中国人女性二人組。
翌日、初のチェックアウトのお客さんとなる。ホワイトボードに何か書いてとお願いするといろいろな色使って楽しそうに絵を書いてくれた。
4人目は、いきなり自転車でやってきたコロンビア女性。
WOOFERとして日本に来て数週間ごと3つの農家で住み込みで働いたり、日本の家庭を経験して、いろんな日本の食べ物に積極的にチャレンジしたり。数時間過ごした後、この宿を気に入ってくれたみたいで一週間延泊してくれた。むちゃくちゃうれしい。朝食はごはん、豆腐、納豆、インスタントみそ汁。日本人か。
4日目の今日は、もうすっかり宿と京都になじんで、宿のことや近くのスーパーや100円ローソンなどのローカルな情報も他のゲストに説明したり、掘りごたつでスカイプで地球の反対側の甥っ子(赤ちゃん、かわいい)と話したり。(まだチェックアウトしてないので三人で撮った写真、真ん中)
5人目は、大阪でカンファレンスがあり、スピーチしたらしいイギリス人のおじさん。大阪ではリーガロイヤルホテルに泊まったのに翌日はこんな小さなゲストハウスに。床の間のある6畳の部屋を一人で使ってくれた、畳とか襖とか日本らしいつくりをほめてくれた。ゲストと一緒に近くのツキトカゲさんで天ぷらとか食べてほろ酔いで、さらにワインを買ってきて、そのあと自分も含めて共有ルームで他のゲストたちとトーク。結局夜中まで話してた。
自分が悩んだり苦労したりしてやっと開業まで作り上げた自分の宿に
お客さんが来てくれ、まったく接点がないはずの人同士が出合い、
しかも喜んで笑顔で帰ってくれた。
いままでアルバイトとしてゲストハウスで働いていたけど、
これほどお客さんに来てくれたことに対する感謝と感動と充実感を味わったことはない。
こんな日々をずっと続けたい。