充分な時間はありませんでしたが、今年も節分祭に行ってきました。
2月2日は、吉田神社へ。場所は平安神宮のちょっと北あたり。
普段は静かなこの神社も、節分祭の間800店もの出店が立ち並びたくさんの人でにぎわいます。
「ちょっと下見に」程度のつもりで行って、その後に八坂神社で舞妓さんの舞踊と豆まきを体験しようかと思って気楽な気持ちで行きましたが、今年は日曜日と重なったこともあり、ものすごい人。なかなか進めず頂上の社に行くのにものすごい時間がかかりました。
さまざまな種類の屋台が出てて観てるだけでも楽しかったです。
階段を上った先で福豆を購入、ここの福引券が付いていて翌日抽選会みたい。1等(?)はトヨタヴッツ!頂上のお社の周りには全国の神社がお参りできるお社が周りにあって、そこで僕の地元の尾張にお賽銭とお願い。
帰り際に、ヨモギ入りの大判焼き(抹茶)を食べました。
2月3日、節分本番の日。
ゲストさんの荷物引き取りがあったので、2時40分頃ようやく宿を出ることができた。(去年も行った)平安神宮の節分祭に行くことに。
到着したら、本殿の敷地から追い出された鬼たちが門の外で、幼稚園児たちを襲ってました。本気で怖がってて先生に抱き付いてたりしててみてる分には面白かったです、動画で撮ったので写真は無し。
その後、鬼たちは本殿に戻る。しばらくすると、数人の人たちが「鬼は外~福は内~」のマイクで流れる掛け声とともに豆を鬼にぶつけて追い払う。
去年も思ったけど敷地がやたらに広いので少し「間が持たない」というか迫力がないというか、もうちょっと狭くしてもいいような気がします。
図とともに張られたロープが解かれ、観客は本殿前に。すぐに豆まきが始まる。ちょうどいい場所に陣取ったので、地面に落ちたのも含め8袋豆をゲット。いいことあるかな。
夜、二日前から連泊中の中国人ゲストさんが帰ってきた。
彼女と一緒に伊右衛門サロンで夕食に行くことに。歩いていると宿のすぐ近くの神社で「節分祭」の旗が。見るとあと1分後に始まる予定。ちょっと見ていくことに。
中国人ゲストさんは大きなツーリスティックな寺社よりこういうローカルな神社に惹かれるみたいですごく楽しそう。厳かに神事が進み、豆まきの時間に。
こんな小さな神社、どこから投げるか疑問だったが社務所から人が出てきてすぐ目の前で豆を投げる。というか自分は手のひらに豆袋を「はいっ」と乗せられた^^。
全員に渡せるようになっている。優しいわぁ。
伊右衛門サロンで夕食。
ここは朝食もランチもディナーもオススメ。和食を望むお客さんに紹介している。夜は定食メニューがないのでやはり「お高め」にはなるが雰囲気抜群でリッチな気分になれます。
宿に帰り、少し待って、連泊中の日本人ゲストさんが帰ってきた。一緒に吉田神社のお焚き揚げ(どんと焼き)に行く約束をしていた。三人でタクシーを捕まえ向かう。
たこ焼きとカニカマ焼きと鳥のフライとビール。たこ焼き屋さんの奥に机があってそこでおしゃべりしながら食べる。
僕がこのゲストハウスを自分でやる前は、こうやってお客さんとどこかに行ったりすることができなかったけど、今はオーナー特権を行使してこうやって誘って遊びに行ける、楽しい。
人は昨日の昼に来た時ほどは混んでなくてすぐに、やぐら(?)が組んである場所へ。すでに大量のお札やお守りなどが積まれていた。周りの社にお参りし、やぐらの近くで待つ。ちょうどタイミング良かったのか、すごくいい位置で待てた。10分すると後ろにはすごい人が並んできた。
点火は23時と聞いていたが5分早い時間くらいから煙が。周りから歓声が上がる。あっという間に全部が炎に包まれた。場所がちょうど良かった、これより近い最前列だと炎の熱で熱すぎるのだ。
30分ほど眺めたあと、頂上の社に向かう。頂上でお参りして帰る。最後にイチゴ大福を皆で買ってタクシーで宿に戻る。
3月4日、節分後日。
今日は、「節分おばけ」というイベントの最終日。午前中、ゼスト御池でプレイベントが行われるということで一瞬だけ顔をだす。
コスプレした人たちが踊りを披露したりしていた。ポスターにもなってるお二人、誰かが声をかけて撮影会状態になっていたので便乗して撮影させてもらう。二人とも撮られ慣れてます、絵になります。
宿の掃除をして、少し買い出しをした後、宿の近くの三条会商店街へ。ここで「節分お化け」のパレードがあるとのこと。
京都のゆるキャラ(?)まゆまろが鬼の角をつけて、パレードの先頭を歩いてた。京都に住んでるレイヤーさん達と学生さんだろうか…、鬼の格好、戦国武将、スペインのフラメンコ風(?)、新撰組まで、コスプレをした人たちが踊りながら行進。
月曜日ということもあって、観光客はほとんどおらず、商店街の人たち、ローカルな人たちの目を楽しませた。
見てる人も参加してる人たちも楽しそう。日程的に平日開催になってしまうのが残念だが、もっと観光客にみてもらいたいし、もっと有名になって参加者も増えるといいな。
その後、商店街内の公園でダンスを披露、僕は宿の仕事があるので途中退散。
そんな感じの2014年、節分祭。満足満足。