公開するのを遅れてしまいましたが、
6/30から三日間 宿を休館して、研修旅行と称して、岡山観光をしてきました、その旅行記を公開します。
■2014年6月30日(月)---研修旅行1日目(岡山)
ゲストさんの都合を優先する為、何時に出かけられるかわからなかったが、
スイス人とイタリア人4人組の荷物預けは、予定通り13時頃引き取りに来た。
自分は昔から、旅には行きたいが、あらかじめ情報を調べて準備したりするのが苦手。前日までは、「どこかのゲストハウスに二泊分泊まろう」という予定以外はほぼ空白状態だった。
この日、岡山に行くことは朝にはぼんやりと決めていたが、初日に宿泊するのを倉敷にするか岡山駅周辺にするか迷ったが、翌日か翌々日に瀬戸内のどこかの島に行くことを考慮して先に岡山駅に行くことに決める。以前から気になっていた「ゲストハウスとりいくぐる」さんに電話して予約。
掃除が少し残っているが、諦めて出発。
バスに乗り京都駅へ。
長距離バスでいくことも考慮したが、5分後に岡山行きの電車があるので在来線でトロトロ行くことに。岡山までの切符(3670円)を買い、いそいでホームへ。
14:30京都発。17:29岡山着。
もうどこにも観光する時間ではないので直接ゲストハウスに向かうことに。事前情報を全然調べない自分のような人間でも便利なのが今の世の中、岡山駅に到着してからようやくゲストハウスの「アクセス」ページを確認。
西口をでて、奉還町商店街を歩く。
ちょうど夕方ということもあるだろうか、すごく雰囲気がいい。
八百屋で買い物する人、たこ焼き屋で中学生(高校生?)の女の子二人が座り、店主か近所人かわからないがおじいちゃんと話しながらたこ焼き食べてたり。入ってお茶でも飲んでってと書いてある張り紙がある古本屋とか、怪しげな古い映画パンフレットが売っているお店とか、ローカル感がたまらない。ちゃんと現役の地元の人に愛されている商店街。
後楽園や岡山城があり路面電車が通っているのは駅の東側、このゲストハウスはそのエリアから逆側にあるわけで本来や立地としてはベターではない。しかしこのゲストハウスがこちら側になければこのローカル感のある商店街には決して出会うことのなかったわけだ。
道中右手に一軒「onsaya」というおしゃれで自分好みの内装のコーヒーショップがあってむちゃくちゃ気になったが時間的にお茶するのは難しく残念。
商店街を突き抜けた先の左手、入口に赤い鳥居があるのが目印、今日の宿「ゲストハウスとりいくぐる」さん。
ガラス扉で囲われ、奥の庭が見える開放的なラウンジ、音楽がかかりリラックスできる空間。
当宿ひつじ庵をオープンしてから他県のゲストハウスに泊まるときは、最初は「普通のゲスト」としていく。最初にゲストハウス関係者と言ってしまうと「通常の対応」が見ることができない可能性があるからだ。
昼予約したとき電話に出てくれた男性が応対。夜の出入りの方法や部屋や水回りの説明を受ける。
自分が泊まる男女混合ドミトリーは本日自分ひとりのようだ。広い室内は12ベッド分。ロフトのようなところも気になるが入ってすぐ左手のベッドを確保。サーキュレーターを回してくれていて、高い天井のせいもあろうが、ムッと暑い感じはしない。シャワーやトイレは二つずつ。
1階のフロントに行き、手土産を渡し、あらためてゲストハウスオーナーと自己紹介。チョイびっくりさせてごめんなさい。名刺交換。おなかが空いてるので早速お出かけ。
以前、ウチの宿に泊まった岡山からのゲストさんに、ウチの近所のイタリアンのサーモンアボカドピザをオススメした会話の流れで、岡山駅のカフェ、コンパンナ(Conpanna)のアボカドスパム丼が美味しいと聞いていたので、ぜひともそこに行ってみたかった。
歩いて岡山駅に戻り東口に出て路面電車。旅先での路面電車って大好物です。地元の会社員や学生さんの日常感が良い。
「門田屋敷」駅で降り徒歩1分。
思っていたよりムーディな喫茶店。お客はおらず男性の店長さんが一人。暗い店内に座り、さっそくアボガドスパム丼をオーダー。
数分後出てきたのは、丼というイメージとは違って平たいお皿に盛られたもの、一見サラダにしか見えない風貌だが下にごはんが隠れてる。
店内が暗すぎて写真がうまく撮れない…。スパムの濃厚な味とアボカドのクリーミーな甘さとさっぱりしたサラダのミックスが絶妙でした、旨い。店のマスターさんと帰り際少しトーク。
再び路面電車に揺られ岡山駅。歩いてとりいくぐるへ。
共有ルームではゲストさんとスタッフさん。カフェ&バーとしてもオープンになっていて常連のお客さんも入ってきていた。オーナーさんお二人と開業当たりの話や運営サイドの話し等じっくり会話できた。
奉還町商店街のキムラヤというパン屋で買った「たくあんサラダロール」と「高菜サラダロール」を見せると「流石!アンテナが高い」と褒められる。
商店街を歩いているとき「キムラヤ」という店に惹かれ入ったら、「おそらくこれはローカル人ならだれもが知ってる食べ物だ」という匂いがしたので購入、それが当たりだったようだ。
カフェ&バーに来ていたお客さんも帰ってしばらくした11時過ぎくらいまで話していたかな?
やはり混合ドミトリーは自分一人。歯を磨いて就寝。