2016年6月7日(2日目)台湾・高雄→台南 観光
■高雄観光
8:30、「あひる家」起きて顔洗う。フロントで荷物を預ける。
宿出てすぐの角のお店へ。スタッフにオススメの朝食屋。鹹豆浆(シエンドウジャン)と蛋餅(ダンビン)、合わせて50元(175元)。街角のテーブルで地元住民と一緒に車やスクーターの往来を見ながらの朝ごはん…最高か。
今日はまずはコテコテの観光地「蓮池潭」へ行くことに。歩いてMRT「美麗島」駅へ。ちなみにこのゲストハウス「あひる家」さんのすぐそばのMRT「美麗島」駅、高雄市内を南北と東西に走る二本の地下鉄路線の交差するところでアクセスが便利、京都で例えるなら(ひつじ庵の近くの)「烏丸御池」駅ですね(^^)
9:20、MRT「左栄」駅まで25元(87元)。自販機が動かないと張り紙がしてあったので窓口で購入。
地下鉄は日本のそこそこの地下鉄よりずっと最新式。途中の駅で日本語で「汗は女の武器になる」ってポスター広告、なんですか?通過駅なので写真撮れず。
全部ではないが主要な駅で日本語のアナウンスが流れる。日本の駅と同様、駅に通し番号がついてるのでわかりやすい。
MRT「左営(R16)」駅に到着。自販機っぽい貸本の機会がある。地下の通路に萌え絵で注意書きや等身大パネル、台湾始まってるな。
9:40 二番出口から駅の外に出ると、目の前に51番のバスが。すぐ目の前で扉が閉まり出発してしまった。20分待つことに。
萌え絵の注意書きとか写真に撮ってるもんだから…(^^;;
日本の夏のような天気。
51番のバスが予定通り10:05にきた。12元らしいが10元玉と5元玉しかない。運転手が「お釣りないよ」ということを言ってるようだ、「没有(メイヨウ)」が聞き取れるだけでニュアンスわかるから有難い。15元(52円) 料金箱に入れる。
龍の口から入る。内部はなにやら中国の逸話なのかな彫刻?で再現。
寄付箱があり、その後ろでおじいちゃんが寄付してとジェスチャーするので10元コインをいれると絵葉書くれた。塔の上に登る。降りる、そして虎の方の塔に登り、降りる。
龍虎塔の向かいの廟にも入る。手前に果物の売店があり台湾っぽい。
少しは離れた南側に、今いるこの龍虎塔と同じような建物がみえるのでそこへ向かう(「春秋閣」かな?)。
まず道を挟んだ向かいにある廟で投げ銭10元。そしてその向かいの龍の建物、なんか微妙。
バス停の方向に戻り、右手へ。鳳山県旧城へ。うーん、ただの壁…。
すぐ横に「doughnut」と書かれたおしゃれカフェで30元(105円)のパン。
11:35頃、バス停へ。降りたとこの向かい側だろうとそこのバス停に待ってて、そこのおじさんに「左営」駅行きか確認すると、そうだと。しばらく待って301番のバスが来たので乗って運転手に確認するが、「違う、反対側の乗り場に行け」と言う(中国語だが、ニュアンスでそう言ってる)。
慌てて降りて、反対のバス停(つまり来る時に降りたバス停)に行くと、ちょうど51番のバスが来たので、乗りこみ運転手に確認すると「そうだ」と。12元で10元二枚差し出すと、運転手は10元を手から拾って料金箱に入れた。
12:14、MRT「左営(R16)」駅着。
この駅、高雄の地下鉄の制服を着た萌えキャラの等身大パネルがある。壁にオリジナルキャラの作品展が展示してあったり、なんだかふり切れっぷりが凄い。
京都は市営地下鉄が太秦萌などのかわいいイラストのキャラを作ったり、叡山電鉄が萌えアニメとコラボしたりしてますが、高雄もすでにはじまっていた…。
次は、駁二芸術特区(ばくにげいじゅつとっく)に行く為MRT「塩埕埔(O2)」の駅までの切符50元(175円)。1000元札を崩すため窓口で購入。
MRT「美麗島(R10)(O5)」駅で乗り換え、オレンジラインなのでオレンジ色の丸に「O5」と書かれた矢印の方向に歩いて行ったら逆方向だった。その乗り場の反対側にあるわけでなく、またさっきのプラットホームに戻って、「西子湾」方面の乗り場へさらに歩く。なんかやたら広いなぁ。12:48乗る。
「塩埕埔(O2)」駅着。出口を出てまっすぐ港の方向へ。オフラインでGPSが使える「maps.me」のアプリで事前に高雄の町をダウンロードしていたので方向はすぐに分かる、あぁ便利な世の中。
駁二芸術特区、ここはかつての鉄道や倉庫の跡地を利用して作られているエリア、アートやおしゃれなカフェや本屋が入って、カップルや家族連れで人気のエリア。分かりやすく言えば横浜の赤レンガ倉庫です。
壁面アートやオブジェなどを一様に写真を撮る。天気は良いが日差しが強くて、本屋に逃げ込む。
「誠品書店 (Eslite Bookstore)」という日本でいうと「蔦屋書店」ぽいおしゃれな本屋(蔦屋書店がこの誠品書店を参考にしたという噂。このページとかこのページ参照)。雑貨なども売っている。日本のファッション誌や雑貨などが翻訳されずにそのまま売られている。(店内写真NGっぽいので写真無し)
本屋の奥のカフェでキュウイジュース。120元(420円)だったかな。フリーwifiが使える。
14:08、カフェを出る。
北の方の広場へ。広い敷地に線路となにやらアートなオブジェ。
ミニSL?もあるようだ。家族連れが多くて、楽しそう。
一旦、初めの倉庫のあたりに戻って、さらに少しワンブロック町を挟んで隣の倉庫へ。
ここはさきほどのエリアより雑貨屋など色々な店が入ってておしゃれ~。
15:17、MRT「塩埕埔(O2)」駅へ、宿に向かう20元(70円)。
僕が電車に乗る寸前に、駆け寄ってきて「この駅どこどこまでいくの?(推測)」と中国語で質問してきたおじさんがいたけど、ごめんわからん(別の台湾人に質問して、乗り込むの止めてた)。
MRT「美麗島(O5)」駅を降りて、ゲストハウス「あひる家」に到着。荷物を回収。スタッフさんの写真を撮る。これから台南へ向かう。
15:50、宿を出る。地下鉄に再度乗るのがめんどくさいので、歩いて高雄駅に向かうことに。
16:00、「高雄」駅着。
お土産屋さんとかひつじのマークの付いた珈琲スタンドとか日本の会社のパン屋とかゆっくり覗いた後、
窓口で、台南行き、台鉄の快速的な切符(自強号)を購入106元(371円)。次が一時間後っぽいのであと6分後のやつを買った。
すこし駆け足で二階に登り改札を通る、プラットホーム4。階段を下りると、まさに電車が到着したところ。車番号が7と見える、切符を確認すると指定席っぽい、自分が乗る一号車は結構先だ、少し小走り。ふう。山崎パンとかゆっくり見てなくて先に切符買うべきだったなぁ(^^;;
席に座るとき一応確認で隣の席の女の子に切符を見せる、OKのようだ。
16:15、すぐに出発。西日が思いっきり差し込む。カーテンを閉めて下から少しまくり上げて車窓を楽しむ。
台南に到着する直前、隣の子がトントンと肩を叩いて教えてくれた、親切だね(自分は降りるべき駅と分かっていたけど、スマホに夢中で気が付いてないと思ったんだと思う)。
■台南観光
16:49「台南」駅着。
地図を頼りに町中を歩く。昨晩、予約メールを送っていたゲストハウス「はむ家」に向かう。やたらドリンク屋が多いな。暑い地域だからだね。
思ったよりは距離があった、細い路地を入って17:23「はむ家」の壁に描かれたサインを発見。手前の「珈琲はむ家」を開けてしまうが誰もいない。その隣を開けたら、居間でテレビ観ているランニングシャツのおっさん…さらに隣の家の方向を指差す、ごめんなさい間違えた、何人も開けるんだろう、慣れた感じ。
中に入るとリビングルーム。日本人女性のヘルパーさん、すぐにオーナーはむさんを呼んでくれた。
500元(1750円)。宿内を案内。「これぞアジアのゲストハウス」という感じの内装と設備、自分が泊まるドミトリーは、一段ベッド3つと二段ベッド一つ。ベッドにはシーツ類がセット済み、タオルも無料でついている。エアコンは昼間はオフだが夕方からはつけてよい決まり。
リビングルームでご飯どころや夜市などについて相談。
台南の夜市は、それぞれ毎日やっているわけではない。(はむ家さんでもらった周辺地図が非常に分かりやすくて助かる。そこにオススメの店とか夜市とかが載っている)
花園夜市は、木・土・日 開催。
大東夜市は、月・火・金 開催。
武聖夜市は、水・土 開催。
小北成功夜市は、火・金 開催。
実は今日は疲れたし、はむ家が居心地良さそうなので夜市は明日にまわそうかと思ったが、自分が行こうとしていた花園夜市は今日も明日も開催されてない(今日は火曜日)。はむ家さんのオーナーさんは一番好きな夜市は大東夜市だということだが、明日はやっていない。ということで、大東夜市に今日行くことにした。そして行きたいプリン家さん「福吉雅」さんもその中間地点にある。オーナーさんは歩くと遠いから、もし他のお客さんが入たらタクシーで乗り合わせて行けばと言われたが、歩いてもなんとかなりそうだし、台南の町を肌で感じたいので気合い入れて歩いていくことにする。
18:30 はむ家を出る。
まずは歩いて3分ほどの「再発号」、ここは「オモロイ台南」に載ってて一番行きたかったお店。1872年からやっている歴史ある粽(ちまき)のお店。
すでに5人ほど並んでいた。店の前に簡単なテーブルがあり食べている人もいる。50元と100元と150元と三種類の粽があるが、100元(350円)の八宝肉粽をチョイス。持ち帰りでなくここで食べるよ、というのはジェスチャーで分かってくれる。
テーブルに座るとすぐに出てきた。でかい。甘いたれがかかってて具も盛りだくさん、旨し!でも米はもち米なのでこれだけでお腹一杯です…。食べながら見ていると、結構大量にお持ち帰りする人多数。常にお客さんが来ていて、それを手早くさばいているのは見ていて気持ちがいい。
次に、同様に「オモロイ台南」に載っていた「福吉雅」さんに向かう。歩くと結構な距離があるがプリンが食べたい一心で向かう。本に書かれている住所を頼りに南門路を南下、一度通り越してしまう。209巷というところで左に曲がり(東方向)100メートルくらいかな?進んだ角にあるお店、19:20に到着。
しかし19:00で閉店との張り紙…ああ無情。プリンの為にここまで歩いてきたのにぃ。また明日チャレンジしようと気を取り直して、大東夜市へ。
地球の歩き方の地図にも、宿でもらった周辺地図からも外れているが、アプリ「maps.me」で検索するとヒット、GPSもちゃんと働いている、便利~。蒸し暑い中ひたすら歩いて大東夜市に19:46到着。
でかい。昨日の高雄の六合夜市はある通りが歩行者天国になっていたが、ここは広場全体が夜市。若者を中心に凄い人。
入口辺りがスイーツやドリンク、奥に進んだ中央部分が食事系、テーブル席は人で一杯、鉄板でじゅうじゅういってる何かがウマソー。
周辺部がバスケットボール入れ、パチンコ、アクセサリーとか服屋とか、日本のキャラものとかも売っている、ジブリとかくまモンとかは正規品なんだろうか…。あと「ぐでたま」っていうサンリオのキャラって台湾で人気なの?スクーターやヘルメット、街中でも何度も「ぐでたま」の商品をよく見るんだけど。
どの店も流行っている。パチンコなんていつの時代だよってゲームもちゃんと賑わっている。子供を連れてきているお母さんお父さんも小さいころは同様に遊んでたんだろうな。
台湾の町って毎日どこかで夜市がやっているので、こういう文化って羨ましい、日本もお祭りの時だけじゃないて、せめて土日だけとかでもあったらいいのに。
ぐるっと一周周って、最初のあたりに戻ってきた、まずは喉が渇いたのでレモンジュース、たしか40元(140円)。
粽で結構お腹いっぱいだがせっかく夜市に来てるから何か食べたい。目に入った、うずらのたまご焼き小、30元(105円)だったかな。
またウロウロ夜市の人々観察をしたりして楽しんだ後「臭豆腐」が目に入る。
ウチの宿にきたゲストさんで、昔10年前に台北に行ったことがあるって話をした際に「臭豆腐食べた?」って何名かに言われたことがある。
お腹空いてないけど、目が合った屋台のおっちゃんが凄く良い笑顔だったので食べることに。50元(175円)。発酵した豆腐をあげてその上にキャベツの漬物?とキムチっぽいものを載せたもの。名前は聞いていたがこういう食べ物か。匂いは思ったより臭くない。だが口に入れると口の中で広がる匂いが独特っ。思っていたより量が多い、味は悪くはないがいかんせんお腹がいっぱい。
夜市の雰囲気を肌で感じながらゆっくり食べるが、結局少し残してしまう、おじさんにお腹がいっぱいで食べきれないんだと言うジェスチャーして、でも「ハオツゥー(おいしい)」と笑顔で言って去る。夜市、こういうところは一人でなく誰かとワイワイ色々つつきながら食べたりしたいなぁ。
西洋系の人を3人ほど見ただけで、日本人だと思われる人は結局会わなかった。この圧倒的なローカル感の中での夜市、異国感をたっぷり味わって満足。
後ろ髪引かれながらもう夜遅いので20:37、夜市出る。
もう道は覚えている、黙々と歩いて宿に向かう。知らない街を歩いているのだが、全く危険な感じはしない。バイクは相変わらず多いが、自転車全然見かけないなぁ。
宿のそばのファミマでポカリのベットボトル25元(87円)を購入、夜 宿で寝るときの水分補給用。
21:25、角のドリンク屋「茶湯會」でタピオカミルクティー60元(210円)。店員が可愛かった。
21:37、ようやく「はむ屋」に帰ってきた。宿に着いた途端に、ものすごい豪雨、危なかった。2分遅ければずぶ濡れだった。
リビングルームで扇風機を浴びながらくつろぐ、ヘルパーさんやハムさんと会話。別々のタイミングで60歳くらい?のおじさん、30代半ばの男性、がそれぞれ別々のタイミングでずぶぬれで帰ってきた。
おじさんはすぐに二階に上がって行ってしまったが、30代の男性Nさんとヘルパーさんハムさんと会話。
オーナー ハムさんの数か月前の台南地震の話が面白い。地震があってからテレビ局とかラジオから何件も電話がかかってきたそうな、そのいくつかは生の電話出演などしたそうな。
シャワーを浴びて、部屋でパソコンで予約処理、なんか大量に予約が入っててなかなか終わらない。男性Nさんと同じ部屋、彼も少し夜更かしで有り難い。彼は台南が好きでもう6回目?くらいだそうな、昔 少し住んでいた様子。エアコンがかかっていて涼しい。
1:12 消灯。すぐに爆睡したようだ(→次の日を読む)。
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※1台湾元=3.5円として計算
→京都から行く台湾(高雄・台南・台北)4泊5日の旅行記(1日目)(前日)