■2017年1月19日(木) 香港最終日、長州島と空港泊
7:30 目が覚めたのは、例の裸の大将が電気をつけたからだ。まったく、世の中には「気を遣う」ってできない人がいるもんだな。
8:00 朝食。
一階の中庭の隣のスペースが食堂になっている。メニューは四つから選ぶことができる。特に何も考えずBをチョイス。「Continental breakfast」と書いてあるからてっきり中国っぽいものが出てくるかと思い込んでいたが、蒸しパンとサラダとバナナとそのままのリンゴ。イマイチ美味しくない。隣の小学生グループは他のメニューを頼んでてこれよりマシそうだった。
ドミトリーの部屋に戻り、予約処理とか写真をカメラから移したりしていたらあっという間に時間が経っていた。
あ、そういえば今頃気がついたが香港でフェイスブック使えるなぁ。
11:00ギリギリチェックアウト。
カードキーを返却。100ドルのデポジット返してもらう。
荷物預けは無料。カーボン紙に名前を記入。フロントのすぐそばのラゲッジルームのカードキーを借りて預ける。22時までに帰ってくるようにと。
ラゲッジルームには量りが置いてある、気が利いてる。
■丘の上から香港市内を見渡す
まずはホステルの裏に丘があるのを見つけたので登ってみる。
近所のおじさんとかおばさんが健康のための登っているところだな。
ビル群がひしめき合って建っているのがよく分かる。
11:30 下界に降りる。
11:50 MTR深水埗Sham Shui Po(サムスイポー)駅で地下鉄に乗る(11.5ドル?)
中環駅で降りる。
ここはビジネス街、スーツ着て 欧米系ビジネルマンも結構いる。昨日の大澳(タイオウ)の漁村とはえらい違う、こういう世界も香港なんだよなぁ
五番埠頭へ。長州島行きのチケット買う。
12:37 船に乗り込む。高速船、25.8ドル(382円)。
12:45 発。
また、wifi繋がった、便利ー。
高速船結構揺れる。乗る前に小腹が空いたのでチケット売り場前の店で何か買って食べようかと思っていたが、食べなくてよかった、気持ち悪くなるとこだった。
■フェリーで長州島へ
13:20 長州島に到着。
ここは「香港で一日余ったから」来ることにしたわけで。特に事前に調べることもせず、ただ来ただけ(結局、今回の旅はほとんどどこもガイドブックで調べてないけど)。
なので島に何があるのかかもよくわかっていない。
海岸沿いにならんでいる食堂のなかで、適当に選ぶ。
よさげな店と思って あるお店に入るが、ほぼ同時に入った客の注文を取った後に奥に行き、なかなか自分の注文を聞きに来ないので呆れて出た(メニューをよく見たらタイ料理屋さんだと気がつき、まぁいいやと)。
13:40 店先でメニュー表を持って呼び込みしているとこ、海鮮料理が豊富そうで、テーブルに結構客が座っているので人気店と思い決める。
海鮮チャーハンを注文(68ドル=1,006円)。
だが、この店のチョイスが失敗だった。次々に他のテーブルに料理が運ばれてくるのになかなか自分の料理が来ない。他のテーブルは3人から6人で多くの種類の料理を頼んでいる。
最初は海が見えて舟が停泊している風景を楽しんでいたが、なかか料理が来ず、さすがにイライラして厨房へ。すると「今作ってる」からと、さらに5分ほど待つ。
結局注文してから30分後にやっと料理が出てきた。
なんだよ、道で呼び込みしておいてこの仕打ち。
14:18 食べ終わり店を出る。
まずはそのまま海沿いを北上してから東に入り、北帝廟。
目の前がバスケットコートというなんというミスマッチ。もうこの形式の廟は見慣れてきた。
そのまま東に行くと、海水浴場のようだ(東湾)。結構寒いが海に入っている人もいる。しばらく海を見て ぼ~とする。
海岸から島の内側へ入りしばらく歩くと、観音古廟という小さな廟。ここからは島の南端にある「張保仔洞」を目指して歩く。
分かれ道が多いが、歩道にある案内の矢印とアプリMaps.meを頼りに、散策道を歩く。全然観光客は歩いてない。
15:28 住宅街だが、なぜか公衆トイレがあったので入る。
散策道にところどころ野良犬なのか飼い犬なのかわからないが、犬ねてたりうろついていたり…勘弁してくれ。
環境の為だろうか、犬用の砂場トイレもある。
お墓の横を通る。目の前が火葬場。あえて観に行くものではないが、外国のお墓は独特でお国柄が出ていて面白い。
■長州島 「張保仔洞」に入る
15:54 それらしい岩場が見えてくる。
少し進むと、夫婦と娘の三人が洞窟の入り口の前で待っている。
ここはガイドブックによると昔の海賊の首領が宝物を隠したという場所だそうな。普通に想像していた洞窟とは違って、縦に狭い穴を降りていくようだ。
穴の手前にミニ懐中電灯を売っているおじさんがいる、ちゃっかりしているな。前のおじさんは購入していた。
キャーキャーいいながら娘は降りていくがなかなか進まない。三人が完全に前に進むのを確認し、スマホのライトをオンにして降りる。
まだすぐ先でおばさんがのろのろしているのでライトを照らしサポートしてあげる。
4メートルほどかな、下に下がっただけ、中は人が充分に立てる空間がある。数メートル歩いてすぐに竪穴の出口。
でもこれ、デブの人では無理だよなぁ。穴が狭い。岩の隙間からはい出るように外に出る。後ろにカップルがいて、イチャイチャしながら出てくる。アトラクション的にはあっという間。
岩場にそって遊歩道が作ってあり、行けるところまで歩き引き返す。
あとはひたすら左手に海をみながらフェリー乗り場へ帰るだけ。
観光客が乗った自転車や三輪車とすれ違う。
うーん結構地味な島だったなぁ、漁村や海の料理は昨日味わったし、廟も普通、海水浴場は天気はソコソコだったし、なんだったんだこの島。
ただひたすらウォーキングしに来ただけだった…。
16:45 フェリー乗り場に到着。
出発まで25分あるので目の前のマックでソフトクリーム(5.5ドル=81.4円)。Wi-Fiが飛んでる。
チケットを買い13.5ドル?奥へ、まだゲートは閉まってる。学校帰り?の子供達が大量にいてうるさい。
フェリー到着。客が降りるのを待って中へ。コンクリートで囲まれた狭い空間に学生の騒ぐ声が反響する、うるせー。
17:16 出発。フェリーの中は学生がいっぱい。香港島か九龍から通ってるんだろうか。
18:10 中環に到着。
当初ぼんやり考えていた夜の予定は、島の観光の後にビクトリアピークに登って香港の夜景を楽しもうかと思ってた…。しかし空が凄いガスってるのでヤメにした。
上海銀行のそばまで行って写真撮ったり。
19:15 MTR乗る13.5ドル(200円)。
19:26 深水埗Sham Shui Po(サムスイポー)駅着。
マックの前でwifiタダ乗りできたので フォルテ君とLINEしていると、「飛鷹餐廳」というお店をお勧めしてくれた。そのお店のお勧めのメニューは?と尋ねると「肉」っとだけ返事(^_^;)
彼は学生時代このあたりに通っていてお店に詳しい。すぐに夕食を食べたかったが宿と反対側なので、まずは宿に行って荷物をピックアップ。22時までに戻る必要があるので、慌てたくないから。
少し電気街ビルの中に突入してみる。狭い通路にぎっしり電気系の商品やらが沢山売っている。アニメ系やゲーム系はポスターだけそういう商品は見当たらなかった。別の階か?
ホステル「YHA Mei ho」に行き、朝 名前を書いた紙を渡して荷物回収。ここは他と違って無料預かりで助かる。ひたすら歩く。
■香港 深水埗Sham Shui Po「飛鷹餐廳」でステーキ
20:35 フォルテ君オススメの「飛鷹餐廳」到着。
看板電気点いてないし、入り口カーテンかかってて暗い。完全に休みだと思い込んでいたが、一応、店の前にいたおばさんに「クローズ?」と聞くと、満席でいま待っているんだ とのこと。他に三人待っていた。この親切なおばさんが、店員に言ってくれて番号札をもらえた。
しばらくすると自分が呼ばれる、なぜか親切なおばさんより先に。店内は満席で熱気がある。みな鉄板のステーキを食べている。
テーブルはスヌーピーの柄のビニールシートがかけてある。席は一人用の小さなテーブルでなんか臨時席っぽい感じ。
入口でおばちゃんにもお勧めのメニューを聞いたら、店先に貼ってあった雑誌の紹介記事のメニューを指さした。それをスマホで撮っておいたのでそれを見せて注文(黒コショウソースっぽいメニュー)。パン→スープ→ステーキ→レモンティー。
スープは二択からチキンクリームスープを選んだけどこれはイマイチ。ステーキは黒コショウがスパイシーで美味しい。香港フードから気分を変えたかったし「ザ・肉」が食べたかったのでこれは嬉しい。
21:25 お店を出る。
料金は102ドル(1,510円)(税込)表示価格は93ドルだったけど税らしい。
さて、ちょうど空港に向かうにはいい時間だ。
空港行きのバス停に向かう。荷物回収の時に聞いた空港行きのバス停の位置、ちゃんと親切に乗り場が書かれた地図を貰ったのだが、そのあたりにない…。
地図だとMRT深水埗Sham Shui Po(サムスイポー)駅のC1出口の南に乗り場「E21」があるはずだが見当たらない、南へ北へ行ったり来たり、通りはあってるはずなので、1分おきくらいにやって来るバスの番号を確認しながら、乗り場を探す。
すると向こうから「E21」のバスが。思っていたより北だった(^^;
小走りで駆け寄り飛び乗る。
■香港空港 初めてのプレミアムラウンジを堪能
21:47 空港行きのバスに乗る。14ドル。
二階建てだが、飛び乗ったので一階の空いてる席、奥へ。奥は何故か向かい合わせのボックスシート。ドライバー運転が荒い(^^;
バス停の名前がモニターに映し出させていて分かりやすい。
22:34 空港着。
トイレに入ったり、空港内のレストランなどのお店を覗いたり。
行きの時の関空の反省の元、一応プレミアムラウンジについて尋ねると、ここターミナル1は出国審査後にしかないが、ターミナル2は今から利用できるとのこと、ナイスアドバイス。まぁプレミアムラウンジ専用アプリに書いてあるんだけどね。今回の利用の一番の目的はシャワーを浴びること。
案内に従ってターミナル2へ。
5分ほど歩いたかな 23:05 プレミアムラウンジ着。ラウンジ初めての利用。受付で、プライオリティパスカードと翌朝の搭乗券を見せる受付のレシートのようなものを貰い中へ。中は高級感ある。ウキウキで写真撮ってたら写真はそんなに撮らないで、と言われてしまう。
※(プライオリティパスとはVIPな空港ラウンジが無料で使えるカードです。楽天プレミアムカードを取得すると無料でゲットできます)。
落ち着いた照明、ゆったりしたソファ、いいねぇ。ドリンクコーナー、サラダ的な食べ物やケーキなど用意されている。注文すれば麺類なども食べられるようだがお腹一杯。オレンジジュースといくつかのおつまみ。
もう少し上品に過ごすものかと思ったが、荷物を積み上げてソファを二つ使いして寝ている人とかソファとの間の床に寝ている人も。食べ物を食べ、フロントにシャワーの利用を訪ねる。スタッフが鍵を開けてくれる。中は非常に綺麗。トイレもあるがシャワーとガラス戸で区切られている。タオル、歯ブラシ、ドライヤーもあり。イイ!非常に快適。
すっきりとしてソファにもどる。ここは利用時間は三時間となっている、タイマーをかけて少し寝る。
2:00にラウンジを出る。なんか出るときはなにも声かけなくていいとのことだし、これ、知らんぷりして朝まで寝てても多分 大丈夫かもなぁ。
ちゃんとルール通り三時間利用ででて、ターミナル1へ。ソファに座るよりも横になりたかったので、ターミナルの端っこの床に ショルダーバッグを枕にして横になる。床が冷たいのであまり寝付けない。(→次の日を読む)
※1香港ドル=14.8円として計算後、四捨五入。
※2017年1月19日の旅行記です。
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