■2017年1月21日 台湾人に連れられ春節の台北満喫
「Star Hostel Taipei station(スターホステルメインステーション)」に宿泊した朝。
起床。シャワー(頭だけ洗う)。朝食は8時からなので、少しパソコン。
8:10 キッチンの隣のカフェスペースへ。
スタッフが何人も朝食の準備。声をかけるとすぐに出てきた。パンと果物 、タマゴ、ポテト。ドリンク類も一つのテーブルにまとめてあって利用しやすい。
このスペースは昼間は多分カフェスペースになっているみたいだ。それにしても共有スペースが広くて贅沢。いくらここは人気の宿だとはいえ、こんな台北駅のそばのビルの2フロア、家賃とのバランスは大丈夫だろうか。
他のゲストさん、昨日から欧米系は一人も観ていない。アジア系だな。日本人らしき人は自分が見た限りではみていない。
今日は、ひつじ庵の台湾人ヘビーリピーター サイさんと、ひつじ庵に二回 泊ってくれてその後もなんどかメールとかハガキとかのやり取りをして関係がつながっていたシューチンが台北を案内してくれる日。事前にLINEとメッセンジャーで打ち合わせをしていた。
10:00amにMRT「行天宮」駅の「Exit3」で待ち合わせということになっている。もし僕がその時にネットが使えないことも考えて具体的な場所を指定した。というのも半年前に台北に来て同様にゲストさんと合流する際にうまくネットが使えず合流が相当手こずったのでその経験から。
LINEで8:00頃、サイさんにLINEのメッセージをしたが既読にならない。再度9:30にメッセージを送ると「Opps」と返事…どうやら寝坊したようだ。
メッセンジャーでシューチンとグループになっており、そちらでは泣いてるスタンプ。
10:30に集合時間が変更になる。まぁ宿出る前にわかって良かった。
荷物を預け、9:45宿を出る。
ウーさんから台湾版スイカ「Easy card」を貰っている。これでバスとか電車がスムーズに乗れる(そのおかげで、いくら利用したかメモしてないので分からない)
「Easy card」に100元チャージ
10:13 MRT「行天宮」駅到着。
出入り口付近でwifiがつながったので安心。しばらくしてシューチンが合流。久しぶりー。シューチンは切り絵が得意、非常に高度で素敵な切り絵を作る、それを印刷したオリジナルカレンダーをくれた。
しばらくしてサイさん到着。シューチンとは初対面だが(前もってメッセンジャーでやりとりしているとはいえ)、すぐに仲良くなってくれて助かる。
二人に関空で買った手土産抹茶キットカットを渡す。
ここを集合場所にしたのは、二人がこれから連れて行きたい場所に近いからといこと。全部丸投げで今日はどこに行くかは知らない。
昨日ウーさんに貸してもらったユニクロのダウンが女性ものなので軽く馬鹿にされる(^_^;)
10:50 まずは歩いて数分の「捲餅咬鹿」に到着。ここは朝食に食べる捲餅で有名な店だそうだ。テーブル一つだけ空いててラッキー。
チーズ入りの起絲捲餅50元(185円)。結局他の二人も同じものを選んだ。ドリンクに紅茶。いつもならミルクティを頼むところだが、まだ病み上がりなので無理しないとこう(自分の体質として牛乳が下痢の原因になるので)。
ここは鉄道をモチーフにした内装。小物類も鉄道系。店のBGMはジブリだった。サイさん曰く、台湾の店は結構日本の曲が流れているよとのこと。この店で提供している牛乳が初鹿牧場のもの。人気店のようで常に満席。
11:30 お店を出て、歩いて「行天宮」へ向かう。
11:48 「行天宮」到着。ここは台北で一番大きなお寺だそうだ。
中へ入ると、たくさんの人。通常 台湾のお寺では、線香を持ってなんどもお祈りをするシーンをよくみるのだが、サイさん曰く、このお寺では一年くらい前から線香は禁止になったそう、大気汚染の為だそうだ。
しばらくお祈りする人を眺めていると一人お寺のスタッフが声をかけてきた。僕が日本人だと分かったみたいで、台湾式のお祈りの仕方を教えてくれると言う。
そこにはちゃんと練習用の膝置きのクッション(お祈りするときに膝をついて、さらに頭と手も添えれるもの)がある。男性と女性でお祈りするときに頭の前方に置く手の向きが違うのは初めて知った(男は手のひらを下に、女性は上に)。お祈りは三回。サイさんも正式なやり方は初めて知ったそう(え??)。
続いて、本番のお祈り。何回 頭下げるんや(^_^;)
正面のあたりにいると、今度はスタッフのおばちゃんが、上手な日本語でこのお寺の解説と台湾式の占いのやり方を教えてくれた。
今まで台湾のお寺で朱色のプラスチックか木の半月状のものをなんどか落としているのを見たことはあった。正確な説明はこの日記を書いている時点で忘れてしまったが(←こらっ)、名前と生年月日と住所と願い事を頭の中で念じて、二つの半月状の木片を落とす、一つが表、一つが裏だとOKということ。
自分でやってみる。一発でOK。くじを引く。さらに本当におみくじを引いていいかもう一度木片を落とす。またもや裏と表、一発でOK。もし裏裏とか表表となるとまたやり直しらしい。それぞれ一発でOKは珍しいらしい。
くじの番号を覚えておみくじを置いている場所へ。何人かスタッフがいて、出たおみくじの解説をしてくれる。まず何をお願いしたか。それについても助言が変わるそう。シューチンが日本語に翻訳してくれる。何をお願いしたかここには書かないが「それはうまくいくが、焦らずによく考えて」とのこと。ほぉほぉ。そして平安カードなるものも貰った。
初めての正式な台湾式参拝、初めてのおみくじ。いつものように一人で来ていたらスルーしていたことだ、二人ともありがとう。
12:30 「行天宮」を出て、歩いている途中、
シューチンが「ここに寄って行っていい?」と。「橘 日本語教室」…いまシューチンが週一で通っている日本語教室だそうだ。
「あいうえお…」と段に張り紙がしてある階段を3階へ上がると、橘先生(台湾人)。非常にソフトで感じがいい。他の先生とも少し会話。なんか暖かい感じで良いね。
一旦、MRT「行天宮」駅に戻り、地下鉄に乗り「大橋頭」駅へ、12:58着。
「?市場へ」、年末(もうすぐ春節)だからなのか普段からこうなのか店の間に 沢山の人でにぎわっている。二人とも普通はここには来ないそうだ(人が多いから)。
正月用の飾りだったり、カラスミ、ショウガ茶、キャンディ、人形焼、その他みたことない食べ物などなど。
客寄せの掛け声とかも活気がある。雰囲気としては浅草の仲見世と上野のアメ横を足して2で割らない感じ。
その仲見世アメ横をなんとか通り抜けた後、少しわき道にそれたところの「杏仁茶」と書かれたお店。ここは昔からの有名店とのこと。一人で来てたら絶対通り過ぎてしまう程のお店。
素朴な(?)テーブルと椅子に座り、杏仁茶。と揚げパン二種類。日本人は杏仁って杏仁豆腐としてしか食べないが、こういう液体(とろみがある)でも食べるんだねぇ。揚げパンを中に入れてそれと一緒に食べる。これが意外にボリュームがある。旨いねー。
またちょっと歩いて「永楽布業商場」というころ。ここはサイさんがたまに趣味?で布を買いに来るところ。所狭しといろいろな店が布を売っている。14:20 出る。
再び、仲見世アメ横に戻り、あるところで正月用の赤い髪に毛筆で何か書けるコーナーがあって、僕は「羊」と書く。サイさんは「福」、シューチンは、ミカンみたいな文字??。みんなで記念撮影。
次に「台北霞海城隍廟」という廟に、二人に誘われ線香を買いお祈りをすることに。100元寄付(370円)。
二人も初めて見たいで説明のボードを見ながら、順々にお参りする。
なにか一時的にお供え物が必要なようで、何かの巻物?と共に僕が二人にあげた抹茶キットカットを置く(^_^;)。
一通りお参り完了。抹茶キットカットを回収。お茶が振る舞われる。
15:20 「台北霞海城隍廟」出る。
15:40 街を歩いて、シューチンがお勧めの「探偵書屋(MURDER INK)」という本屋兼カフェに。
ここの雰囲気好きだわぁ。さすがシューチン。メニューは「The Executioner」というアクション小説の本に張り付けてある、面白い。
紅茶を注文し、おしゃべり。本当はシューチンはここからすぐ近くの活版印刷のお店に連れてく予定だったが(僕もたまたま知っていて行きたいところだったが)、思わず話に花が咲き、二時間以上過ごしてしまう。
17:50 「探偵書屋(MURDER INK)」出る。
少し歩いて、夜市へ。
三人で輪投げをチャレンジ。お祭りで輪投げなんて30年ぶりか?シューチンが古い猫と犬の置物ゲット!僕とサイさんは一つもとれず。
つづいてピンポン玉をバウンドさせて穴に入れて得点を稼ぐゲームを三人で。トイストーリーの三つ目のヤツの巾着袋を選ぶ。
次は大きめの球をプラスチック製の銃に入れて打つ射的。ガンガン当たる、当たって倒れるとおじちゃんが箱の上部を上に引っ張って立てる、さらにドンドン当てるの繰り返しで得点を稼ぐゲーム。吊ってある中この辺から選んでというので、ぬいぐるみを選んだ。謎な緑のウサギをゲット。
なんか前回来た時の夜市もただこういうのを眺めているだけだったが(1人だったし)、やってみるのも面白いなぁ、安いし。続いて食べ物ゾーンに突入。色々な種類の屋台が出ててみるだけでも楽しい。
18:50 夜市を抜けてちょっと歩いたところにある「龜山島阿興現撈海産店」(ちょっと記事は古いがこちらに紹介されている)
到着すると、この店の前でウーさんと合流。なんかお店や夜市で遊んだり観光の流れと合流がスムーズ!
ウーさんとサイさんは二人ともひつじ庵リピーターなのでなんども当宿で会っているので顔なじみ。シューチンとウーさんはここで初対面。ひつじ庵の台湾人どうしを宿で引き合わす時でもそうだが、台湾人って初対面でもすぐに友達のように仲良くなる。それがみていて気持ちがいい。
ウーさんとシューチンも同様。多分「お前、ドコ中?」「私、台中」みたいな会話のやりとりしたあとすぐに打ち解ける。
合計4人で中へ。店先に氷がかけられた海産物の前で、そこでオーダー。これ中国語できないとハードだな。僕からは空芯菜の炒め物を注文、あとはお任せ。
料理はすぐに来た、どれも旨いわ。
一人じゃ絶対にこれだけのメニュー味わえないから、こういう店連れてきてくれるの「分かってる」わー。
好きな日本人俳優の話とか色々。
みんなお腹いっぱい、少しずつ残す。
21:10 店を出る。MRT「双連」駅でシューチンとお別れ。
地下鉄乗って台北駅へ。
21:40 「Star Hostel Taipei station(スターホステルメインステーション)」で預けていた荷物をピックアップ。スタッフに抹茶キットカットをあげる。
歩いて台北駅へ。
22:15 TRA台鉄「台北」駅 発。ここでサイさんとお別れ。
流石に座席は空いてない。結構一日クタクタなので、あと少しの辛抱と思い頑張る。
22:45 「鶯歌」駅到着。駅舎を出て目の前 徒歩30秒に今日の宿「鶯歌魚旅背包客棧民宿 Yingge Fish Hostel」。
到着は遅いがあらかじめ連絡していた。もう一階は暗い。1階の共有ルームには日本語の話せる女性スタッフがいた。感じよい。ここでも抹茶キットカットをあげる。これ誰にでも喜ばれるからよいわ。
チェックイン。扉の開け閉めの練習。少し独特でコツがいる。部屋はドミトリー。
23:45 もう宿が全体的に静かなので、すぐに寝ることにする。ベッドの読書灯をつけてスマホをしていたらウトウト…。(→次の日を読む)
※1台湾ドル=3.7円として計算後、四捨五入。
※2017年1月21日の旅行記です。