■2017年1月17日(火) 香港の朝、遅いスタート
8時頃起きる。シャワーを浴びる。シャワーのお湯の出し方、温度設定がよく分からない、あれだけ色々説明の紙を貼っている宿なのに。
共有ルームで紅茶飲みながら、カロリーメイトを朝食がわりに。
荷物預けを頼むが有料50ドル(740円)。高いがしょうがない。
9:50 Urban packホステルを出発。今日はマカオに行く、もう少し早く出るべきだった。
天気が良いので一旦、ヴィクトリアハーバーに行って写真。
フェリー乗り場に行くために、ブランド店がたくさん入ってる大きなショッピングセンターの中(ゲートウェイアーケード)を通る。
ビルの二階。10:35チャイナフェリーターミナルのチケット売り場 到着。
ターボジェットと書かれたチケットブースがあって列ができていたのでここだろうと並ぶ。並んでるとなにかチケットと現金を手に持った男が、「列から外れろ」と。ん?「ここはネット予約の列だ」と言う。こっち(列の方)は160ドル、うちで買えば150ドルと言う。訳がわからない。頭に「?」マークを出して突っ立ってると(こいつ買わねぇなぁという顔されながら)無視される。よくわからないが、また列に並び直す、何だよぉ。その男から数人チケットを買ってる人がいるが何だろう。
結局マカオ行きのチケット、ターボジェット164ドル購入(2,427円)。
一旦ゲートで33Qというシールをチケットに貼られる。
その後 入境審査でパスポートを見せる、そこに挟んでいた香港の入国カードも回収。もっと普通に船で別の島に行く感じかと思ったら「外国」に行くんだなぁ。長い通路の先の12番乗り場。
既に乗り場に列が出来ててそこに並びフェリーへ。
11:00フェリー発。
シートベルト着用を促される。地球の歩き方を読んでたら、いつの間にか出港していた、気づかなかった。
結構席が埋まってる、ぱっと見で満席。この時間に乗れない可能性もあったのか?
ここでようやく地球の歩き方のマカオのページを見る(←ちゃんと調べとけよっ)。
一つの島かと思ったら南にも島があるのね。夜の写真を撮りたいグランドリスボアは北のマカオ島にあるので別に南の島に行かなくて良いかな。
ブッキングコムを見ると7,000円くらいでホテルがあるので許容範囲だったから、マカオで一泊しても良かったかなぁ、今日 既に香港側でホステル既に予約してる、観光スタートがおそくなったことも合わせ少し後悔。
■マカオ到着 徒歩で観光 ギアの灯台。ギア教会・ギアの要塞
マカオに到着。
12:16 入国審査を通って外へ。地図を見ると結構 徒歩でも何とか回れそうな感じなので、まずは近くの「ギアの要塞」へ。
誰も観光客が歩いてないところを一人黙々と歩く。
大陸に近いからか香港より空気が悪い感じがする。
要塞に向かって歩いていたらエレベーターの案内がありそれに従う。上へ。
13:10 ギアの灯台とギア教会到着。
見晴らしが良い。遠く先にカジノ「グランドリスボア」も見える。
13:30 ギアの要塞。
13:40 同じ道を戻りたくないので、案内に従って歩きロープウェイ(2ドル=30円)に。
香港ドルで払えた。香港のお金が使えると歩き方に書いてあったのだが半信半疑だったがどうやらいけそうだ。
観光客が一切歩いてないようなマカオの街中を黙々と歩き紅街市へ向かう。
街並みは香港と似ているかな。
■マカオ紅街市と屋台街を歩く
紅街市を見て、その後屋台街をそぞろ歩く。
屋台街でなにかいい食べ物屋がないかと期待したがイマイチ。
「地球の歩き方」をみると先ほどの紅街市の北側に「龍華茶楼」というよさげな店がのってるではないか、さっき見ておけばよかった。
歩いてそこまで戻ると、「龍華茶楼」は お休み…がっくり。
仕方ないのでもう一度市場の辺りに再び戻り、路面店でメニューの写真が分かりやすそうに店内に貼ってあるお店へ。ハニーレモン?と肉が載った麺32ドル(474円)。味は普通。
再び黙々と歩き、15:15聖ラザロ教会へ。
ここで急に観光客の姿が。うーん、観光地なんだろうけど、いかにも人工的に作られたような張りぼてな感じがしてイマイチ。
■マカオ セントポール天主堂跡は観光客だらけ
15:32 セントポール天主堂跡に到着。ここは階段の雰囲気とかが映画「ローマ休日」に出てくるスペイン階段みたいだ。
階段には、今まであんたらどこにいたんだってくらいの人数の観光客。みんなフェリーでバスか何かで真っ先にここに向かってくるのね…。
天主堂跡は、見事にファサードだけ映画のセットの書き割りみたいに建っている。
大砲のあるモンテの砦も観光客でにぎわっている。そこでしばらくマッタリ。
少し入場するか迷ったがせっかく来たからこのモンテの砦にあるマカオ博物館に入ることに15ドル(222円)。
内部はフラッシュがなければ写真自由。
町並みの再現とか模型とか分かりやすい。
博物館の外に出て一旦 坂を降りてぐるっと遠回り。路地裏を散策。
再びセントポール天主堂跡の階段へ。韓国人がやたらと多いな、日本人はどこへ??
階段の隣にあるお店のエッグタルト9ドル(133円)。うまー。
街の方に向かう、そこからお土産物屋が並ぶ通り、観光客が凄い。同じようなものが売っているお店ばかり。
聖ドミニコ教会?に入る。セナド広場、最初 正月向けの飾りつけのせいで、ガイドブックの写真と雰囲気が違うのでセドナ広場とは認識できなかった。
ここからアプリMaps.meを頼りに媽閣廟(マーコッミウ)へただひたすら歩く。
媽閣廟、ここは「マカオ」の名前の由来となったと言われる中国寺院。
そこに到着したのが17:58。ようやくたどりついて門に入ろうとすると様子が変。扉がほぼクローズされいて外に出てくる人だけ通れる。18:00クローズだったのだ。
なんとここまで必死に歩いてきたけどぎりぎり間に合わず。自分の計画性のなさと、朝の出発が遅かったことをここで悔やむ。あぁ。まぁ寺は結構どこでも似たようなものだからいいかと自分を納得させる。広場のベンチで少し休んで現実逃避。
気を取り直し、夜景を撮りたいカジノ グランドリスボアに向かうことに。ここもなんとか歩いて行けそうなのでアプリMaps.meを頼りに湾岸沿いを歩く。
■マカオ カジノグランドリスボア
18:35 グランドリスボア到着。電飾ギラギラ。バブリーな雰囲気が凄いです。
さっそく中へ。内部は写真撮影禁止。二階へ上がるとサイコロやらポーカーやら。客が付いていなディーラーはなんか手持ち無沙汰。
通常 カジノのスタッフってもっとキリッとしていてほしいが、そこが香港人というべきか、なんかブスっといかにも暇そうにしているのが何人か目につく。そういうもんかな。
中央のステージでダンスをやっていてしばらく観る。
一般の普通の観光客が入れるスペースというのもあるのだろうけど、思っていたほどブルジョア感がないんだよねぇ。超金持ちとかは別エリアなんだろうか。
トイレに入る。唐突にすぐ近くで歌が流れたと思ったら掃除のスタッフが歌ってた、ビビるわ。
外に出る。近くにバスターミナルがある。「28A」がフェリーターミナル行きのようだ。なんども同じ番号のバスがやってきて次々と待っている人が吸い込まれていく中、目的の「28A」がなかなか来ない。ようやく15分後の19:20バスが来て乗り込む。
19:30フェリーターミナルに到着。バス料金を払おうとしたが、ドライバーは要らないと、え?タダ???
チケット売り場へ。マカオに来る時に乗った尖沙咀(チムサーチョイ)への船は21時とのことで1時間半後。その反応を見て、「隣の窓口の「上環(香港島)」行きの船が20:00出向するからそれに乗れば」とスタッフが教えてくれる。もちろん、それに決める。189ドル(2,797円)。
チケットのスタッフが少し日本語話せるみたいで片言で「オツリ」とか言ってて嬉しい。
パスポートチェック。5番乗り場へ。
待合所に座っていると、学生みたいな青年がipadみたいなのを使ってアンケートに来た。感じのいい青年だったので付き合う。自分の国籍とか香港に来た目的とかお金をいくら使ったとか質問。3分くらいかな、終わったらお礼にボールペンをくれた。待合で駄目元でワイファイ繋げたら繋がった。
20:00出港。
■マカオから香港島に戻る
21:10 香港の上環に到着。
入国審査の紙に記入。入国審査。香港に再入国。考えてみたら一日で外国に行って帰ってくるって人生初めてかな?(イタリアのバチカンを除く)。
21:30 MTRの上環駅(Sheung Wan)
尖沙咀駅で降り、すぐそばのUrban packホステルへ。スタッフはまた違う人だ。初日のチェックイン時の男が感じよかったのだが他のスタッフは微妙だなぁ。荷物を回収してすぐに出る。
次のホステル「Hoho Hostel」は佐敦駅の近く。歩いていくことに。もう地理や距離感は把握している。角田光代のいうところの「旅先三日目」状態で体が軽い。
22:25 駅を出て2分ほど迷ったが、Nathan Rd沿いにNational Courtと書かれた入口を発見。
中へ。ぱっと見たときに一階の各階の入居者の名前のところにホステルの名前を見つけられなかったので、エレベーター前にいるスタッフ(おじいちゃん)にHoho Hostelのことを聞くがよく知らないという反応。二階なので試しに階段を上がる(二階と言ってもイギリス式の表記なので実際は三階)。階段前に看板発見。廊下をぐるっと回った先にあった。香港の宿はみんなこんな感じでビルにはいってるのね。
チャイムを鳴らすと、女性スタッフが出てきた。玄関で靴を脱ぐ形式。ここも規模は昨日泊ったUrban packホステルと同じ感じ。チェックイン、ドミトリー160ドル(2,368円)支払い。
館内の説明。トイレやシャワールームのライトや換気扇のスイッチの位置が一か所にまとめられてて、場所ごとに色分けされてる…なんか戸惑うね…。
部屋は三段ベッドが三台ある部屋。自分はドア手前の三段ベッドの真ん中。奥の二台は全部埋まっているのに、自分は上下誰もいなかったのでちょっと気楽。
シーツはセット済み、ベッドにカーテンが付いてる。部屋はカードキーだが、ドアに挟みものがしてあり事実上フリー。別に個人的には部屋にロックは要らないんだよね。ちゃんとロッカーあるし。
スタッフにオススメのお店を聞くが夜遅いのもあるのか、具体的な店名は出てこず、交差点から西に二本目を上がったところに夜市がでてるからそこへ行くとよいという。
22:40 外へ。
外部にテーブルが並べていて、お客が結構食べてるお店に決める。
鶏肉と野菜の鍋炒めみたいなもの68ドル(1,006円)、ご飯とコーラ(値段忘れた)。味は美味しいんだが、鶏肉がイチイチ骨を取りながら食べないといけないのでめんどくさかった。
23:30 宿に戻るが、建物の入り口がシャッター閉まっているが、人が通れる分だけ切り抜いてある…シャッターの意味ある?
1:00頃、就寝。(→次の日を読む)
※1香港ドル=14.8円として計算後、四捨五入。
※2017年1月17日の旅行記です。