■まずは京都トレイル北山西部コースの二ノ瀬へ
2017年12月19日、「京都一周トレイル 北山西部コース」を歩いてきました。
結果から先に書くと
10:48 二ノ瀬駅(鞍馬)到着
10:21「北山46」北山西部コースのトレイルのスタート
10:47「北山50-1」夜泣峠
13:34「北山64」氷室
15:46「北山80」沢の池
16:49「北山88」高雄
約6時間のトレッキングでした。
毎度のことながら、スタートが遅いのが ダメダメです。
本当は、朝早く起きて(二ノ瀬で8am頃に)スタートして、
清滝(嵐山の北 愛宕念仏寺あたり)まで行くのが理想です。
過去に
を歩いてますので興味がある方はそちらのブログを読んでくださいね。
※
9:06 ひつじ庵出発。徒歩で京阪三条駅に向かう。
9:22京阪三条駅着。コンビニでおにぎりとポカリとランチパックを購入。
9:33電車に乗る。
10:08二ノ瀬駅着。
ここからスタート。
それでは以下、トレイルの解説していきますよ。
■「北山46」~「北山50-1」(夜泣峠)まで
線路を渡り、「二ノ瀬」駅の階段を降りる。
橋を渡り、突き当りを左に進む。(当初右だと思って進んだが 案内プレートが見当たらなかったので戻った)
数メートル歩くと左手に「北山46」(10:21)が見えた。
ここの路地の坂を下り、銀杏橋という小さな橋を渡った右手に「北山47」(10:22)。
最初の目標地の「夜泣峠」まで1.0kmとなっている。
案内の通り進み、すぐに「北山48」(10:23)。
「北山49」(10:25)叡山電鉄の踏切を渡ったすぐ「守谷神社・冨士神社」の前にあります。
まっすぐ進んだ先から急な石段が続きます。
ここから山道に入っていきます。足元は落ち葉が積もってますが歩きやすいです。
しばらく前の台風の影響か、ところどころ木がなぎ倒されてます。
坂が続きます。「夜泣峠0.4Km」の看板のところでウィンドブレーカーの下に着込んでいたセーターとマフラーを脱ぐ。
長袖ブレスサーモ+ウィンドブレーカーとなる。
「北山50-1」(10:47)「夜泣峠」到着。20分ほど登坂を上ったことになる。
まだトレイル序盤で身体がなまっているのに、この連続の上り坂は辛かった…。
次は「向山・三幸橋」に向かうことになる。
■「北山50-1」~「北山51-3」(向山)まで
「北山50-2」(10:51)分かれ道を左へ。ちなみに、必ずではないが、こういう分かれ道では、トレイルコースではない方向の道には、道を軽くふさぐように細い木が並べられていたりするので、よほどぼーっとしなければ道を間違えません。
(道を間違えやすいのは寧ろ 町の中です)
「北山50-3」(11:03)
「北山51-1」(11:02)
「北山51-2」(11:02)
「北山51-3」(11:03)「向山」に到着。
ここは小さな広場みたいになっている。丸太に腰掛け少し休憩。ここでも携帯の電波が通じる。5分ほど休んで再出発。
ここから目標地点が「山幸橋・氷室」に変わる。
■「北山51-4」~「北山55」(山幸橋)まで
「北山51-4」(11:10)
「北山52-1」(11:15)
「北山52-2」(11:22)
「北山52-3」(11:27)ここで左手に京都の町が見える。ベンチもあり休憩ができる。
ここから急な下り道が続く。案内プレートがなく少し不安になる。
基本的にどんよりした空の山歩きだったのだが、たまに差しこむ太陽の明かりが綺麗。
「北山53-1」(11:37)右へ。
「北山53-2」(11:43)案内プレートが立っている位置が紛らわしいが、高さが下がっている方の道を進みます。
左手の方で車が走る音が聞こえます。
「北山54-1」(11:50)
「北山54-2」(11:53)この後、左手にコンクリートでできた小さなダム??みたいなところが見えてきました。発電用の水路のようです。
「北山54-3」(11:55)エキスパンドメタルの小さな橋を渡る。両側に「あぶない!発電用の水路なので気をつけろ」の看板が立つ。
そこからすぐ洛北発電所がありました。
川を眺めながら 朝に購入したおにぎりを食べる。10分ほど休憩。
■「北山57」~「北山63」(氷室)まで
「北山54-4」(11:59)「山幸橋・氷室」の方に向かう
「北山55」(12:09)ここが「山幸橋」らしいこの案内見て次の道が数メートル先かと思ったが、道路渡った道のほぼ反対側だった。
「北山56」(12:10)この先再び山道。「小峠・氷室」の方に向かう。
「北山57」(12:14) ここでも京都トレイルでない分かれ道には、木で道を塞いでくれている。わかりやすい。ぐるっと折り返す。
「北山58」(12:18)少し開けたところに出た。
少し進むと木の橋。そのあと、先日の台風の影響だろうか、倒れた木が道を塞ぐように倒れている。何本かは だれか職員がカットしてくれているようだが(切り口が新しい)、そのあとに倒れた木だろうか、それとも 下をくぐれるからOKとしたのか。
実は今回 YAMAPというアプリを二ノ瀬の駅に着いたときにダウンロードしたのだが、途中で 地図から大きく外れているのに、新しい地図が出てくれていなかった。道中何度も試したがよくわからなかったが、地図を検索すれば新たな地図がダウンロードできるとわかり、ようやくマップを手に入れた。(今回は 京都トレイル北山西部コースの 地図をうっかり家に置いてきてしまっていた)。
ダウンロードに時間がかかっているのもあって、今朝 買ったおにぎりとサンドイッチをここで食べる。
「北山59」(12:49)「京都トレイル 北山西部コース案内図」がある。この西部コース「清滝(嵐山の北 愛宕念仏寺あたり)」までがゴールなのだが、さすがにこのままのペースだと日没まではきつそうだ。高雄までを目的地とする。
「北山60」(12:53) 案内プレートに「盗人谷」なんて不吉な単語が。昔はこのあたりで追いはぎでもあっていたのだろうか。倒木が多い。基本的に道の両端でカットされている
「北山61」(13:04)
「北山62」(13:26)ここが「小峠」らしい。「展望台 ゆっくり10分」という手書きの看板があるが、時間がないのでスルー。「氷室・京見峠」を目指す。
「北山63」(13:30)このあたりで、今回、二ノ瀬駅から歩き始めて初めて人に出会う。40歳くらいの女性がこちらへ歩いてくる。すれ違いざまに声をかけると、結構前に白い自転車が放置してあったのを見たがその持ち主らしい、途中まで歩いて引き返しているところだった。恰好からするとトレイルランの練習かな。
13:32 柵がある。動物被害防止のための扉のようだ。こういうのは北山東部コースで大原あたりにもあったな。扉を閉める。
小さな集落。ここが「氷室」のようだ。
■「北山64」(氷室)~「北山66」まで
「北山64」(13:34)「氷室」に到着。
畑をトラクターで耕してる男性、これで会った人は二人目。それ以外は人の気配がない。氷室という地名ってことはこのあたり昔 氷を作っていたのかな。「京見峠」に向かう。
「氷室」という文字から連想して、氷室京介の「KISS ME」の曲が 歩いている最中、ずっと頭から離れない…。
「北山65」(13:41)「山の家 はせがわ2km」という看板が。トイレも利用できるらしい。おじそうさんがあるのでお参り。ちゃんと帰れますように(^^;
少し進むと氷室神社があったので、一瞬立ち寄る。
「北山66」(13:50)ここから緩やかな坂。凍結防止用の薬品が所々に用意されている。
ここの山道でロードバイクの部活?だろうか10人ほどが追い越していった。坂道を凄いな。
■「北山67-1」(分岐点)~「北山79」まで
「北山67-1」(14:09)左手に小さな池が見える。ここで京都トレイル二手に分かれる。
京都トレイルの地図を忘れてしまった自分はなんの情報もないのであてずっぽうで左方向「京見峠から鷹峰」の方に進むことにしました。
※私は左に行きましたが、松茸のシーズン(9月25日から11月10日まで)ではない限り、通常は右(北の方向)に行くのをお勧めします。
「山の家 はせがわ」が、道中ににありますのでトイレが利用できるのと、昼食時ならご飯が食べれます。猫が店内にいてインテリアも良く、1400円くらいのハンバーグ定食がおいしかったそうですよ。
(ゲストさん情報より)
「北山68」(14:14)ここで看板「マツタケの収穫作業を行いますので9月25日から11月10日までは通行しないでください」と。これは以前から知っていたので今日12/19は関係ない。
しかし気になる表示が…。「この先 台風21号の被害のため 沢ノ池まで倒木多数、福ケ谷林道通行止め」と書かれている。「沢ノ池まで倒木多数」がマジックで塗りつぶされている感じだが、通行止めが消されてない。数日前に当宿のゲストさんが この「京都トレイル北山西部コース」を通っているので、通れるのは確か。
しかし、先ほどの二股に分かれるところの右手(北側)のコースで行った可能性もある。このラミネート警告の下に 「京都トレイル会075-446-2255(土日祝休み)」と書かれているので、ちょっと聞いてみようと電話してみる。おそらく京都観光局のMICEにつながっているようだ。なんどか電話が途切れる。聞くと、倒木の処理(カット)には入ったのだが、通行止めは解除になっていないという。しかし数日前に通った人がいるけど、と聞き返すが、ちょっと待ってくださいといって5分ほど、えーと、えーと…と。しばらくしたら電話が切れていた(通信状態が悪い)。
気を取り直して、まぁ何とかなるかと歩き始める。
これだけで10分くらいロスをしてしまった。
しばらく舗装道路を下り坂で降りていくが、いつまで看板が出てこない。
ここでダウンロードしたアプリYAMAPを確認するとコースから思いっきり外れていた。マジか…
慌てて戻る。14:35再び「北山68」に戻ってきた。この案内プレートのすぐ左側から山道に入るのが正解。本来なら間違わなかっただろうが、電話してたりして完全にボケていた。さらに10分ロスしてしまった。気を取り直し、トレイル再開。
「上の木峠・沢の池」方面に向かう。
注)先ほど間違えて歩いて道は、秋の松茸取りの時期(9月25日から11月10日)のための う回路でした。距離的にはかなりロスするので間違えないように。
「北山69」(14:52)この案内プレートをほんの少し進んだところにベンチがある。そこから京都の街並みを展望できる。ここで座って少しだけ休憩。
「北山70」(14:58)ここで少し前からあった「山の家 はせがわ」の看板が再び。200Mほど道を外れるとあるようだ。トイレもそこで借りられるようです。
時間がないのとトイレの予定もないので先に進むことに。「京見山荘」という名前のロッジ?がある、現在は使われていない様子。
ちなみに、分岐点(北山67-1)を右(北の方向)に行った人は、ここが合流ポイントとなります。
「北山71」(15:01)
「北山72」(15:06)
「北山73」(15:09)
「北山74」(15:11)このあたりも倒木が多く、道の両脇でカットされている。仕事でトレイルの整備でカットに来られた方ご苦労様です。
「北山75」(15:26)ここが「上の水峠」のようだ。
「北山76」(15:27)
「北山77」(15:00)このプレートに「地蔵様」と書かれていますが、私は気が付きませんでした。
「北山78」(15:31)
「北山79」(15:34)
■「北山80」(沢の池)~「北山88」(高雄)まで
「北山80」(15:46)ここが「沢の池」。車が一台、キャンプをしていたのだろうか、ちょうど車にテントを片付けているところでした。久しぶりに 人を見ました。
もう太陽の高度が低い、急がないと…。
「北山81」(15:55)すこし広いところ、道を間違えないように。
「北山82」(15:57)「高雄」の方面に進みます。
↑これは順番前後しますが「北山83」の後の風景です。
「北山83」(16:04)
「北山84」(16:09) 道が狭くなったりしてます。気を付けて歩いてください。
「北山85」(16:19)舗装された道路に出ました。
「北山86」(16:25)特殊車両で木材を運んでいる様子。遠くで木を切る作業音が聞こえます。
リスの消防士の看板がちょっと面白い。
川を横目に歩く。
「北山87」とばしたみたい すいません写真無し。
「北山88」(16:49)建物が見えてきました。高雄に出たようです。ふう。
16時より前に高雄に到着していたら、このまま清滝まで行く予定でしたが(体力的にも問題ない)、しかし この季節(12月19日)、日没が早い。ここで今回のトレイルを終了することに。
すぐそばにJRバスのバス停があったのですが、今まさに通り過ぎ去った後…市バスの「高雄」バス停に向かうことにする。
途中、高級そうな旅館や料亭のようなところもありましたが、ここの角の「よしでん」さんが庶民的な食堂で入りやすそうでした。まだお腹すいてないので市内に帰ってから 食べることに。
ぐるっと車道を歩き(他にいい道があったか?)、市バスのバス停に到着。
10分ほどで市バスが来ました。
これで「京都一周トレイル北山西部コース」二ノ瀬(鞍馬)~高雄まで トレッキング終了ですっ!
お疲れさまでした。
■【京都一周トレイル】北山西部コースを歩いたあとの反省点・注意点
今回のトレイルコースのスタート地点「北山46」で10:21。そして約6時間歩いて高雄に到着したのが16:49。冬で日没が早いこともあり、清滝(嵐山の北 愛宕念仏寺あたり)までいくのは諦めて、高雄をゴールとしました。
本当は、朝早く起きて、8時くらいに 二ノ瀬駅に到着できるようにすると、時間と気持ちに余裕がでるし、清滝まで行くことができます。
ちょうど真ん中ほど「北山67-1」(分岐点)を北側のルートを通ると「山の家 はせがわ」があり、12時ころにランチをとって、ちょうどいいブレイクポイントとなります。
ひたすら山道でいくつか峠はありますが、それほど疲れるわけではなく、高雄に到着してもまだまだ体力的には余裕でした。
あと、うっかり京都トレイルの トレイルマップを家に忘れてきてしまい、ちょっと不安でした。
登山好きの友人お勧めの「YAMAP」というアプリで京都トレイルのマップを途中でダウンロードできて役立ちました(しかし いまいち使い方がわからず マップダウンロードの方法を探すために時間をロスしてしまう)。
スタートの時間遅い時間なのと冬の時期ということもあるでしょうが、人にほとんど会いませんでした。トレイルしている人は、反対方向から来た人 一人だけ。
携帯の電波はほとんどのエリアで使えました。
地図は一種の生命線なので、携帯のモバイルバッテリーも持っていくとよいでしょう。
事前にちゃんと準備しておきましょう。
冬の時期(12/19)ということもあり、ペットボトル(500ml)二本を持っていきましたが、一本分の消費量でした。途中自販機はありませんので、夏の暑い時期にトレイルされる方は、事前に万全の用意をしてください。
※ほぼ一年後の2018年11月13日に残りの京都トレイル北山西部コース「北山89」から歩いてますので、興味のある方はどうぞ。
■あわせて読む(京都トレイル解説)
→その1【京都一周トレイル】東山コースを歩いてきました(伏見稲荷→哲学の道)
→その2【京都一周トレイル】東山コースを歩いてきました(哲学の道→比叡山)
→その4 このブログ記事
→その5 【京都トレイル】北山西部コースと西山コースを歩いてきました