いつもそうだが、事前準備をしない性格なので、直前になり仕事の始末や旅の準備をバタバタと。寝ずにそのまま、朝一のバスの時間まで。
4:52ひつじ庵 出発。タクシーを捕まえ京都駅八条口へ(1570円)。
5:05 リムジンバス前に到着。関空行の片道チケット購入2550円。
5:10 バス出発。
6:27 関西国際空港着。
案内板を見ると乗る予定の飛行機は出発が遅れてるようだ。よく確認したらメールも届いてた。
少し待って「ぼてじゅうへ」行く。7時にオープンということできたけど、ここは「ぼてじゅう屋台」で自分が目指すプライオリティパスが使える店じゃない…。
4階へ。そしたらすでに15人くらい並んでた。皆 プライオリティパスの人っぽい。席は空いてるが、入り口で待たされる。順次 搭乗券とプライオリティパスの確認をしている。
ホールが中国人?キッチンの調理してる人がインド人みたいな顔。
はらみ何とかとジンジャーエールを注文。しばらくしてジンジャーエール、その時にプライオリティパスを機械に通しこれで会計のかわりみたい。肉、出てきたのはなんか小さい。隣の男性はなんとか重箱と焼きそば二つ頼んでる。
まあ、もともとたくさん食べるつもりはなかったからお腹にはちょうど良い。
※プライオリティパスは楽天プレミアムカードを持ってると無料で手に入ります↓
食べ終わり8:00ころチェックインカウンターに並ぶ。三十人くらいならんでる。5、6人日本人がいる。
行くつもりなかったが、飛行機が遅れていて余裕があるので、KALラウンジへ行くことに。ここは入国ゲートより前にある。過去に二度使うチャンスを逃してる。
蒸しパンとジュース。テレビは韓国のレーダー照射問題を長いことやってる。ここは、韓国の航空会社のラウンジでもある。韓国人今 何を思うのか。
荷物検査の後 入国審査。日本人はこちらへと促される。未来的なデザインの機械がありパスポートのスキャンと顔認証されゲートが開く。へー。そして日本在住の日本人は出国スタンプスルー。いや、スタンプ欲しいんだけど。
ドラッグストアで非常食購入(Soyjoyとか)。
10:00頃?搭乗。
10:40ようやく動き出した。
14:30(日本時間16:30)ランディング。着陸の瞬間結構揺れてビビる。
ベトナム ホーチミンだ。
入国審査。今回はビザを取ってない。
ビザなしの条件は15日以内に出国、帰りのエアチケットがあること。な訳でそれは知っていた。しかし、今までこの手の条件があっても一度も入国時にチケットを見せた記憶がない(自分が忘れているだけかもしれんけど)。それといくつか検索かけて体験談でも「ベトナムに何度も入国してるがエアチケットなんて見せたことない」「大丈夫だ」というのが書いてあったので、いけるだろうと踏んでいた。
今回の旅、帰国の日はおおよそ決まっているが、ハノイアウトかビエンチャンアウトかバンコクアウトか決めかねているからだ。とはいえ、入国審査の列に並んでる時に、みんな紙にプリントアウトした何かを見せている、スマホ見せてる人も少数。不安になってきてたが、陸路でラオス抜けるよとか言えば切り抜けられるだろうと思っていた。
自分の番。
27歳くらいの男、パスポート見せると、すぐ無愛想な顔で「e-ticket」
私「買ってない」
男「は?(ありえへんやろの顔)」
私「2週間以内にラオスに抜けるよ」
男「で ラストチケット(最終的に帰国する)は?」
私「買ってないよ」
男「ダメ(パスポートを机の脇に投げ捨てるようにポイっと)」
私「分かった、そこ(列の先頭の横で)で今からネットでバンコク発のチケット買うよ、それで良いか?」
男「コク」
アウトの町と日付は決めかねていたが、もういいバンコク発と決めよう。少し気が動転してて1日早い早朝を買ってしまった(1/29の早朝バンコク発のチケット)。
空港のセキュリティ甘いフリーWi-Fiでクレカ番号打ちたくなかったがしょうがない。
何人か先に通り過ぎていく。
10分くらい経ったかな。顔を上げると、入国審査官と目があり、「来い来い」と言ってる。パスポートを出し、スマホの予約画面を見せる。ポン(スタンプ押す)、おいコラ スマホ画面2秒しか見てないじゃないか。
最後まで無愛想でした。これ、適当に予約途中の画面とか 適当に入国時のチケットを加工してもバレないやんか(まぁ、ええけど)。
※こんなことがあるので飛行機で入国する人で且つビザなしで来る人はちゃんとあらかじめ出国のチケット買いましょう。
※陸路世界一周系(陸路でなくても次の飛行機移動日を決めたくない人)の人でスタートがベトナムの人も安いチケットを買うか、キャンセル可能なチケットを買うしかないのかと。もしくはビザをとりましょう。
とはいえ、気を取り直してベトナム入国!まずはATM、出口を出てすぐ右あたりにあったATMに日本人家族がいた。なんかうまく引き出せないよう。自分の番。とりあえず600万ドン指定して降ろそうとするが最後の画面でカードが戻ってきた。もう一度今度は任意金額の入力ではなく指定の金額の選択肢の一番高い金額200万ドン(一万円分)。お金出てきた。まあ、まずはこれでいいか。財布にしまったりしてたら、レシート取るの忘れて、先ほどATMに並んでた人の奥さんが渡してくれた。お金が相変わらず出ないらしい。
一旦 市内までバスで行く予定で歩き出すが、まずはこの大きなお金は早めに崩しておきたい…が、お金を崩すような売店が無い。戻るとATMの前の家族にダメもとで話しかけてみた。
「どうやって市内に出ます?」
「タクシーです」
「割り勘で払うんでいっしょに行って良いですか?」
「オッケー」
有難い。
家族は仕方がないのですぐ近くの両替所で日本円を変換。自分も細かいお札が欲しいので日本円二千円を変換。40万ドン(10万ドン4枚)ゲット。
タクシーの選別は奥さんが予習してきてるみたい。空港で並んでいるタクシー会社で安全な会社に目星をつけ、ちゃんとしてる風の人を捕まえてくれた。
家族は1区のホテル。そこの宿の住所をプリントアウトしたのを見せていた。用意がいい。
家族は大阪の人。いつもこの時期 旅行をしてるそう。
地球の歩き方 には市内(1区)まで約15万ドンと書いてあり、実際タクシーメーターは147,000ドンだったかな?自分は先ほどの10万ドン出して五万ドンお釣もらう。まだこのお札のゼロの多さに慣れない。
ひつじ庵のチラシを渡しお別れ。
お腹が空いた。まずはご飯。
この辺りで地球の歩き方のマップ今更見ながら良さげな店を探す。
近くの「ドンニャンコムバーカーDong Nhan Com Ba Ca」をチョイス。
色々な料理が並んでて指差して注文、これはまだベトナム料理に詳しくなくてもできるから有難い。日本でいう豚の角煮みたいなやつと骨付鳥の何か、の二品と、ペットボトル。ご飯も自動的に出てきた。How much は通じない。いくらか分からんがええか。
普通にうまい。隣で日本人女性二人組がいる。「るるぶ」っぽい雑誌見てたな。
店員のおばちゃんとか青年も英語ダメそうだけどそこそこの愛想。
帰り際電卓で97,000ドン(485円)。大きなお札崩したいので50万ドン出したらちゃんとお釣り。当たり前のことだがこういうのがなかなかないんだよ。
17:15出る。
飛行機から空腹と喉の渇きを、感じていたのと初めての国でソワソワしてる感が、ようやく気持ちが落ち着いた。
とはいえ、メインの観光地を巡る気持ちはあまりないので、町を遠回りし、散策しながら宿に向かうかな。
大通りで何かイベントやってる。道路の区画が東西南北から45度傾いてるのでイマイチ地理が把握しづらい。
ベトナムはカフェ文化が発達している。古いビルをリノベしたカフェも多いようだ。
このビルはそうだろうがまた別の機会にするかな。
とにかくバイクが多いが、これぞアジアという空気に嬉しくもなる。
16年前オーストラリア一周から、インドネシアのジャワ島に行ったときの文化のギャップに圧倒されたのを思い出す。
ホーチミン、首都と言うこともあるだろうが、町はよく整備されている。
宿に向かう方向の途中にベンタン市場があるので、入ってみる。
どこの国でもこういう市場はワクワクしますね。
フルーツジュース屋さんは沢山あったが、軽快なトークで次々に外国人観光客を捕まえていたお店、自分も同様に気が付いたらメニュー表をもって座っていた。
マンゴージュース2万ドン(93円)。こんなん旨いに決まってるやん。
18:10頃 市場出る、宿に向かう。
交通量が多い、市場の前の道路を渡るのに苦労する。
鹿のマークの「THE ALLEY」。おしゃれですねぇ。
※帰国してからしばらくして京都にもできましたね。
ベトナムに来れば並ばずにタピオカミルクティー飲めますよ(^^;
すっかり暗くなりました。ガソリンスタンドはバイク客で賑わってる。
こういう ひとコマも なにか「絵」になりますね。
お店の前、夕食を取りながら歩道でサッカーの中継を観てますね。
私は、外国来て可能な限り徒歩で町をめぐる。バスの路線が分かりづらかったり、タクシーにのりトラブルにあうリスクがあるというのもあるのだが、こうやって町歩きそのものも観光だととらえているから。人々の生活の一端を感じられるんですよね。
道に迷えば、人に聞いて その案内の仕方とか反応がその国の人柄が出てたりする。
とはいえ、GoogleマップをダウンロードしてGPSを利用するのでほぼ道に迷わない(私は海外のSIMは使わない、調べものはできないが場所は分かる)。
場所が分かるなんてロマンがないとかいう昔の人がいるかもしれないが、自分の場所がわかるからこそ、安心して冒険できる(夜の知らない街を歩ける)のよ。
さすがに観光客には全く会わないな。
19:04 「The common room project」到着。前日に予約しておいた宿だ。
市場を出てからちょうど1時間歩き続けたことになる、さすがにヘトヘトだ。
さっそく猫がお出迎え。感じのいいロビー。
スタッフが来てチェックイン。歩いてきたと言ったらなぜGrabを利用しなかったと驚かれる。GrabとはUberと同じようなサービス、ベトナムではGrabが主流。
スタッフに連れられ三階のドミトリに案内。猫かわいい。
ここのドミトリーは独特。広く天井が高い部屋に、一段床が作られてベッドがその上にも並んでいる。このドミが観たくてここを予約した。
二階の端っこのベッド。荷物の感じから7割くらいが埋まっているようだ。
ベッド周りにバスタオルがかかっていてあまりすっきりな見た目じゃないね。
部屋内にバスルームが一つ(トイレ、洗面、シャワー)。足ふきマットも寄れていたり、床が濡れていたり、まぁしょうがないかな。
部屋の外のお洒落な方のシャワーを浴びる。色々試してみるがお湯が出なかった。
一人だけいた欧米系の男は、ここに既に二週間くらい滞在している様子。なにかのボランティアみたいなことしてるって言ってたかな。
一回のソファでマッタリ。キッチンは調理器具とか充実。
バナナがフリー。ウォーターサーバーあり。
案内はされてないが、自分の上のさらに上階には何があるだろうと登ってみると、屋上にバーが。スタッフ説明してよ。
あぁ、好きこの感じ。ラグが敷いてあってソファでダラダラできるやつ。
さらに階段で上にも上がれる。
カクテルやビールが高い、ここのゲストだから多分 オーダーしなくても利用できそうだけど、なんかそれも気まずいのさらっと写真を撮って退散。
ゲストは欧米系ばかり。
ドミに戻り、旅の計画を立てたり、日記を書いたり。その間 ほとんどゲストは来ず、ドミで一人。たまにゲストが入ってきては、お互い欧米系のゲストが話し合い、上で飲もうなんて言いながら出かけていく。
しばらくすると隣のベッドに日本人が案内された。 簡単に会話。彼は降りて行った。
さらに日記などを書いたあと、一階のロビーに。
先ほどの日本人と会話。
彼はこのベトナムのホーチミンでAirbnbで部屋を貸してビジネスをしている人。ちょうど今日は何かの都合(ネットが使えないだったかな)で、この宿に泊まりに来た。
ごく少数の会社で数軒物件を持っている。マンションの屋上階でプールがあったり螺旋階段があったり。花を飾ったり、ゲストの為にシャンパンを買ったり、ちょっと上流層の客を相手にしている人だった。
Airbnbで上位表示するコツとかそういうことなども教えてもらい、無茶苦茶有意義だった。2時間くらい話してたかな。
彼はここのwifiを使って仕事をしに来たのでさすがに邪魔しちゃわるいので寝ることに。
0:50ベッドルームへ。就寝。
(⇒次の日の旅日記「ホーチミン観光」)
※2019年1月の情報です。
※1ドン=0.0047円
1000ドン=4.7円 として計算
※この日は、あえて料金を「10万ドン」のような表記で記述しましたが、二日目以降は「100kドン」と記述します。
レストランなどのメニューではコンマ以下(1000ドン)を省略して「100k」もしくは「100」と表示されているので。
※お札の金額がゼロが多いので最初戸惑いますが、おおよその計算方法はゼロを三つ消して5をかけます。
(ちなみにゼロを二つ消して2で割る方法もありますが、上記のようにレストランなどではゼロを三つ消して表示してあるのが一般的なので、ゼロ三つけして5をかける方法をお勧めします)
例)100kドン⇒100×5⇒500円(実際は470円ですが 概算なので問題なし)
30kドン⇒30×5⇒150円(実際は140円ですが 概算なので問題なし)
■あわせて読む。
→ひつじ庵がお勧めする台湾・台北のゲストハウス(ホステル)4選
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住所: 京都市中京区姉小路通小川東入宮木町472-1
オープン: 8:00-11:00,16:00-21:00