8:40頃 起床。まわりを見ると、隣の日本人のベッド以外(彼は結局ベッドで寝ていないようだ)、全部欧米系ゲストが寝ていた。
昨晩 自分が寝るときは一人もいなかったのに、しかも就寝時これだけ帰ってきたのに自分は一度も起きなかった。自分が爆睡していたのか、周りのゲストが気を使ってそおっと帰ってきたか…。多分これだけの人数、数人がシャワーを浴びただろうし、起きなかったのは自分の爆睡だろうな…。
ここは朝食付き、一階に降りる。猫は最低でも4匹いるな。
宿に猫居るのは本当にいいなぁ。
キッチンのテーブルに朝食が用意されている。トーストとジャム類、シリアル系とバナナ。
薄いパンなので二枚、あとバナナ。ゲストは一人しか起きてないな。
食べ終わり、一度 屋上へ上がる。バーはもちろんやってない。
ここはいいね。
10:30 チェックアウト手続き。昨日とは違う女性のスタッフ。
ホテル代242kドン(1130円)支払いと冷蔵庫で販売している水ペットボトル20kドン(93円)購入。
(※ちなみにこのペットボトルは無茶苦茶高い…この時 相場を意識してなかった)
このホステルがあるエリア、ホーチミンの中心地「1区」から西に離れた場所。ここから徒歩圏内の西に中華街があるので、行こうかなとも思っていたが、今朝になって気が進まずやっぱり(出発も遅れたし)、通常の観光地を早くめぐることに。
昨晩のように一時間かけて歩くのも疲れるのでタクシーで中心地の ホステルに向かう。
昨晩 予約しておいた「One tel」。
スタッフが自分のスマホのGrabで、タクシーを呼んでくれた。助かる。
猫をなでてる間にタクシー到着。
このアプリ、迎えに来てくれるこの宿はもちろん目的地も登録されるので後は乗るだけだ。タクシー53kドン(248円)。明瞭会計。
11:05 宿「One tel」到着。イレギュラーな時間だが、チェックインOKのようだ。
宿泊料金155kドン(724円)。
宿泊エリアは隣のビル、ボロボロのエレベータでスタッフと一緒に上階へ。
おそらく普通のマンションを改装しただけ、作りが独特だ。
カードキーで中に入り、水回りのさらに奥が部屋。自分のベッドは上段。ベッドの高さがかなり高い。バルコニーもある。
11:20 レセプションへ。
11:38 宿を出る。
宿にオススメしてもらったアジアンフードコート。
ここはいい。よりどりみどりだし、メニューも写真付きでそれぞれの店で何が食べれるかよくわかる。
バインセオ(中身はえびをチョイス)70kドン(327円)。
別のお店の男がジュースのメニュー持って売りに来た。
最初は断ったが、食べてる時 もう一度笑顔でやってきたので買うことに。アボカドを選ぶ35k(163円)。
さらに南に2分ほど歩き旅行会社の「TNKトラベル」の事務所へ。
明日のメコン川ツアーとダナンまでの夜行列車の手配をするため。こういう日本人がやっている旅行会社は手数料が上乗せされて高いのは分かっているが、このベトナムの最初のツアーは日本語のガイドに解説してもらうことでよりベトナムのことが理解できるだろうし、これからのベトナムの旅も有意義になるだろうという算段。夜行列車は、駅で直接買うのもアリだがここから遠くて徒歩で行けないため、手数料払って手配してもらった方が圧倒的に楽だから。
最初インターン生(と、のちに判明)が対応してイマイチ スムーズじゃなかったが、途中でベテランに変わった。まずは「メコンツアー」を申し込み。
41USD(4400円)プラス1.5%くらいの手数料。
クレジットカードの楽天カードで払おうとしたが何かトラブル。払えないらしい。
エポスカードで再チャレンジ。楽天カード使えないのは困るなぁ、どういう原因なんだろう。
(※このあと楽天カードは別の場所でも利用できず、帰国してから判明したが、昨日 空港の無料wifiでクレカを使いエアチケットを購入した、その時にクレカ番号を不正に読み取られた可能性大。楽天カードの会社が第三者が利用しようとしたときに過去の不正アクセスと同じだったため利用を停めてくれていた。楽天さんナイス!)
(※ということで空港の無料wifiでクレカ番号を入力するのはやめましょう(^^;)
ついでにダナン行きの寝台列車も買う。
「ソフトスリーパー上段 1/15 14:40発、1/16 9:48着」。
72ドル(7800円)。エポスカードクレカ払い。
チケットが発券されるまで15分くらいはかかるらしくスタッフと雑談。このベテランさんの方はハノイの支店で三年?働いていたらしくベトナムに詳しい。今後のスケジュールの相談もできてよかった。
チケット発券。もう時間が14:30だ。
日没まで何を見たらいいかも決めてもらう。戦争証跡博物館、統一会堂、サイゴン大聖堂、サイゴン中央郵便局をグーグルマップに星マークをつける。
ひたすら歩いて15:00戦争証跡博物館到着。入場料を払い中へ(40kドン)。水色のハトのマークのシールを胸に張る。
町中を歩いている途中、観光客あまり見なかったのにここだけたくさんいるな。
建物の前に戦車とかチヌークとか。昔タミヤのプラモを作ったのを思い出します。
思っているよりも装甲…というよりも外装の鉄板が薄い。
これで戦場に繰り出すというのも…。
建物内部は、周りに誰も写真を撮っている人がいなかったので撮らなかった。
(あとで調べるとネットに内部写真あげてる人いるので撮って良かったのかも?)
ベトナム戦争時の写真、被害者遺体の写真や枯葉剤により生まれてきた奇形の子供の写真。ホルマリンづけになったものまで。銃器や砲弾がさく裂したものなどなど。
日本人カメラマン石川文洋(ドキュメンタリー映画をかつて京都シネマで観た)のコーナーや一ノ瀬泰三の銃弾により穴が開いたカメラの写真も。
15:45 外へ。
10分ほど歩く、入口が分かりづらい。
15:56統一会堂(40kドン)、ここは南ベトナム政権時代の旧大統領官邸だ。
地上階は、会議や客室みたいなものでフーンという感じだが…、
地下は軍事施設だったようで、無線機やら通信機器のようなもの(よくわからない)が、中二心をくすぐる。
お土産物屋さんは全然関係ないピカチュウやらドラえもんやらディズニーっぽいぬいぐるみとか売ってる。
16:25 統一会堂を出る。
シクロ、ベトナムの町の風を感じながらもいいかもね…(乗らない)。
初めての国の町歩きは楽しいね。
16:35 サイゴン大聖堂。
内部に入ろうとしたら、何やら入り口で警備員が入場制限。観光客に何か言い、地元のベトナム人?だけを中に入れている様子。
17:00からミサがあるという看板を指さしている。まだ時間があるから隣のサイゴン中央郵便局に行ってみよう。
郵便局な中へ。昔から使われている古い電話ボックスなどがある。
切手なども売っている。
右側はお土産物屋が並ぶ。
17:00に大聖堂に戻るが、結局 一般客は中には入れない様子。
待って損した…。
あたりは公園になっているので、しばらく卒業写真?を撮っている学生を眺めたりしてゆっくりする。
もうすぐ日が暮れそうだ。
TNKトラベルで聞いたマジェスティックホテルの屋上のバーに行かねば。
そこはかつて沢木耕太郎が本を執筆するために泊まり、なんどもそのバーに通ったらしい。
おそらく「一号線を北上せよ」だと思うのだが、10年ほど前に読んだことあるのだがそんなことはすっかり忘れていた。
町中におしゃれなカフェがあるが、足早に南東の川の方向に向かう。
17:40 マジェスティックホテル到着。
ここは1925年に建てられたフランス統治時代からある格調高い五つ星ホテル。普段はこういうところは泊まらないのだが、屋上だけでも味わうのだ。
入口を入る。ドアマンにに「M bar」への行き方を聞く。
グランドピアノが置かれたロビーを抜けエレベーターで屋上へ。
リバービューな↑この席に案内、この女性の一つ開けて右の席です。
あまりお腹空いてないのもあって一番安いアイスだけ注文。230kドン(1074円)。
※これ後で調べたら 沢木耕太郎はカクテル「ミスサイゴン」を頼んだらしいですね。詳しくは別の人のブログですがこちらをどうぞ。
ココナッツをくりぬいて作った容器にアイスが入ってる。
味は普通です(^^;
日も暮れてだんだん暗くなっていく。
川沿いの大通りにはひっきりなしにバイクが駆け抜けていく。
席を離れ、別サイドの席の様子を撮影。
ほぼ一時間景色を堪能。
18:35 席を離れる頃には、リバービューのカウンター席は埋まり、内側のテーブルにもチラホラお客さんが座っていた。長いことアイスだけで粘ってごめんね。
会計を済ませて、同階のトイレへ。やはり歴史のあるホテルだけあって少し設備が古いね。
一階に降りると、ロビーではグランドピアノの演奏。
カフェエリアの為のケーキがショーケースに。いつも外国行って思うが、日本のケーキのクオリティって本当に高いんだなと思わされる。五つ星ホテルのケーキがこのルックス。
日本の人は日本のケーキやでみっちり修行したあと、東南アジアなどの高級ホテルにパティシエとして入社したりすると凄く重宝されるんじゃないかな。
宿まで歩いて帰る。途中のお店や市場を覗きながら歩く。
その国の人々の生活と胃袋の中身を垣間見る。
ひたすら歩く。ガイドブックに載っている店の前をいくつか通ったがイマイチピンとこず、結局「コム ガー ハイ ナム (新加坡式海南鶏飯)」へ。
見るからに人気店。
現地人と相席。勝手がわからないがメニュー表を指さし注文。名物と思われる海南鶏飯(43kドン=200円)。旨し。
19:50頃 宿のそばに戻ってきたが、飲み物を調達しておきたい。ぐるっと適当に歩いていると小さいスーパーが。ペットボトルとか6.6kドン(31円)とかビールが11.8kドン(55円)とか安すぎでしょう。
水ペットボトルとファンタオレンジ、ビール缶333全部で合計23kドン(107円)、激安。朝のペットボトル一本で20kはなんだったんだ。
20:10 宿「One tel」に戻ってきた。一度フロントスタッフの兄ちゃんと会話してから、部屋へ。バルコニー出てビール。朝スタートが遅かったが、色々観光して、五つ星のホテルのバーラウンジで夜景を楽しんだ後、庶民の店でチキンライス食べて、今は安宿のバルコニーでビール。誰にも邪魔されず、誰にも文句言われず、自分で決めて、自分で歩いて、好きなもの食べて、一人旅っていいよな。
wifiでネット。昨日、空港でバンコクアウトの日程を決めてしまったので、バンコクに行くなら泊まりたいと思っていた人気宿「once again hotel」の1/27 一泊を予約。
部屋を出て階段をあがると屋上が。昨日もそうだったが、なんで屋上があるって説明しないんだろう。(予約サイトの写真でルーフトップがあるのを知ってるのできてるけど)
インドネシア人の一人で来てる女性がいて、その子と会話。
部屋に戻り、ベッドでネット。このベッドの頭のところの板を倒すと机のようになる(けど使わない)。
部屋内のどこかのベッドの欧米系女性、ドミトリー内なのにスカイプ的なので話している(相手の声までスピーカー)。比較的小声だが、エアコンのゴーしか聞こえない部屋では耳につくよ。19時とか20時ならともかく、22:30だぞ。
とはいえ自分は起きてるからいいけど。ずっと喋ってる。さらに着信音が鳴り、別の男(ベトナム語っぽい)も話し出す。いまは23:10。なんだかね。
とはいえ、疲れているので就寝。
(←前日の旅日記) (⇒次の日の旅日記「メコン川クルーズ」)
※2019年1月の情報です。
※1ドン=0.0047円
1000ドン=4.7円 として計算
■あとで読む。
→ひつじ庵がお勧めする台湾・台北のゲストハウス(ホステル)4選
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住所: 京都市中京区姉小路通小川東入宮木町472-1
オープン: 8:00-11:00,16:00-21:00