8:30頃起きて、トイレと洗顔。
昨日洗ったTシャツとパンツが乾いてる。一階に降りる。
朝食。目玉焼きが焼いてある。パン バナナ スイカ。どのお皿を使ったらいいのか、お皿は少し濡れたヤツ(洗ったすぐあとみたいな状態)。うーん、スタッフってこの宿にお泊まったことあるのかなぁ、イマイチ一つ一つ何かが引っかかる。
食べるためのテーブルはレセプションの前、イマイチ沸騰しなかったケトルから注いで作ったティーだけを持って、扉を開けスマホゲームやってた(キッチンに背を向けてた)スタッフが慌てて立ち上がり「こちらが朝食です」って紹介をしだす。おせーよ。
他にはゲストが見当たらない。
部屋に戻り、昨日決めかねていた今後の計画を練る。今日の昼 発の夜行列車でダナンに向かう。ダナンで見たいものが一つだけある。バーナーヒル(Ba na hill)の、ゴールデンゲート。「神の手」と呼ばれる二つの手に支えられた橋。みてみたかったが、数年前からあるテーマパークだが(この橋ができたのは去年の6月)、アクセスの仕方を紹介してるところが見つからない。唯一Danang green travelのシャトルバスを使えと。
そこの、ホームページ見に行くがよく分からない。タクシーで行っている人がほとんどだが、昨日Grabは何度やっても登録できないし(電話番号を使ったショートメッセージが来ない)、30分の距離のタクシーを使うのは現実的でない。はたして行けるのか?
とはいえ、ホイアンで泊まろうとしていた宿のベッド数の残りが少なくなってきたので、もう覚悟を決めた。
1/16 朝 ダナンに着き、仮にバーナーヒルズに行けなくても(行かなくても)ダナンには泊まらず、ホイアンに向かいまず一泊する。バーナーヒルズに行けても、夕方にはホイアンにつける計算だ。あとホイアンの二日目を昨日の夜エアビーで見つけた宿にも勢いで予約した。(町から遠いから迷ったが、1日目の宿でレンタサイクル頼むか、タクシーをお願いすれば良いだろう)。
荷物をまとめて部屋を出る。
レセプションに行きチェックアウト手続き。
213kドン(1000円)払う。ゼロ2個消して半分にするってより、ゼロ3個消して5倍。の方がわかりやすいな。
昨日もいた この女の子の接客はやはりイマイチだった。
チェックアウト。
荷物預けて、外へ。
歩いて、ベンタン市場。初日の夕方 来てるのでさらっと通るだけ。
とはいえ、一昨日 通らなかった、海鮮系やら肉屋あたりを散策。
アジアや南米とかの市場に行くと、特に肉売り場では「見るんじゃなかった(これを町のレストランで普段自分も食べているのか)」という場合があるんだが(衛生状態的にね)、ここベンタン市場は綺麗でしたね。
現地の人とか市場内の人でしょうか、朝食としてフォー屋さん等が賑わってます。
お目当てはネットで誰かが薦めていた市場からすぐ近くの「Xoi ga number one」でXoi ga 20kドン(94円)。
店の名前が「ナンバー1」と大きく出たが庶民的すぎる店。注文して1分で出てきた。旨い。決め手はフライドオニオンかな。店員はほんと愛想がないが邪険にするわけでもなく、適当な接客。でもそれがいい。
12:00出る。
ベトナムのいわゆるオシャレなカフェにはまだ行ってない。昨日 目をつけていた「Bang khuang cafe」へ向かう。
グーグルに星マークつけてたが、行きすぎる。戻るついでに入った路地が日本食レストランがたくさん並んでるところだった。
昼時ということもあり日本人サラリーマン(現地に住んでるか、出張かわからないが)とかちらほら。一階に綺麗なねーちゃんが何人か座ってるマッサージ屋もいくつか。
アートなのかよくわからんが謎な壁画。町の人と溶け込んでる。
カフェ「Bang khuang cafe」は2nd floor(日本でいう3階)、
1st floorも同じようなオシャレカフェだ。一瞬間違えそうになったが、さらに上。
扉を開けるとほぼ満席だが、ちょうど客が出たところ。
料理の3番 ドリンクはチョコレートを注文。
店内は若い女性が多い。ベトナムはこういう古いビルをリノベしてオシャレにしたカフェが人気だそうだ。
ベトナム人の店員って愛想が良くないが、ひさびさに愛想のいい若い男性店員が料理を運んできた。
骨つきの鶏肉が入ったヌードル。麺が結束バンドみたいなギザギザがついてる…オシャレカフェなのに例えがおっさん。この麺 中華料理の副菜的についているものに出てきたりするけどどうも好きになれない…。
チョコレートはホイップ付きを頼んだ気がするが、普通のココア。全部で70k(328円)だったかな?
Wi-Fiのパスワード教えてもらいネット。
13:12カフェ出る。
歩いて宿まで帰るつもりだったが、25分くらいかかるし、そこからさらに30分 サイゴン駅まで 歩くことを考え、流しのタクシーを拾うことに。ちょうど目があってそばに寄ってきたタクシー止める。初日の夜 ベトナム在住で民泊やってる日本人に 二つの会社 はまずぼったくらない安心のタクシーと聞いていた。その一つ。乗ってスマホでホテルの住所見せる。出発するときに一応 タクシーの個別番号をスマホで撮る(半分 運転手へのプレッシャーも兼ねて)
タクシー流し55k(258円)
13:28 「pin poshtel」着。少しネット。
13:58宿出る。
駅に行く途中、銀行があったのでATMで
2000kドン(9378円)引き出す。(カード吸い込まれが万一 あることを考え銀行の横のATMを使いたかった)。
街中グラブGrabのバイクめっちゃ走ってるな。もう、バイク多過ぎ。なんで車道から一段 段がついてるのにその歩道にもバイク走ってるんだよ、とか、歩道に縦向きにバイクが駐車してるから歩道を連続的に歩けない。ラウンドアバウトは何度も道を横断しなきゃ行けなくて辛い。
なんとかサイゴン駅に到着。駅舎の前、首都のメインステーションな雰囲気全くないな。
駅舎の中は少しホッとした、ロッテリアとサークルKがある。欧米人が二人チケットを買ってる、欧米人みると少しホッとする。小さなパン5個入った袋が12kドン(56円)で売ってたので購入。(車内販売があることは分かっているが、どんな弁当か分からないので非常食的に購入)
ホームの一番手前に既に停まってるのが自分が乗るSE10の列車。出発時間の7分前に乗り込む。結構ギリギリだったな。
ベッド3を探す。最初男女二人がいたが出て行った。そうこうしてると列車は動き出した。
14:40時間通りに出発。
ソフトスリーパー上段。同じコンパートメントは、ベトナム人?の男3人。いい人を願っていたが僕の苦手な「地声が不必要にでかい奴」だ。約2名の声がうるせー。先が思いやられる。
うわぁって思っていたら通路に出てきた欧米系のじいちゃん。隣のコンパートメントは西洋人老夫婦。旦那は生まれはイギリス、奥さんはフランス。でもパナマに住んでる。ベトナムは1ヶ月の旅だそうだ。隣の部屋だったら良かったのにぃ。
二段ベッドの上に登り、スマホで日記を書こうとしたら、下のベトナム人に誘われる。下を見るとビールを箱買いして、おつまみも用意してて完全に「みんなで飲みモード」、まぁ、誘われたし、と下に降りてベッドに腰掛ける。電車であまり食べないで済むようにお腹を満たしたのに、結構 おつまみを食え食えと。一人が缶を開けるとその度に乾杯する(そういう文化なのか?)英語は半分くらい通じないが、まぁさっきまでのウザさが少し消えた。こういうのもありだよね。
ビール缶を持って隣の欧米系夫婦と話していると、列車のスタッフが隣に変わってもいいよと。ここにベトナム人が四人いるからひょっとして一人がこの欧米系のコンパートメントだったのかな。ベッドを交換できることになった。
部屋移れて、ラッキー。スタッフさんナイス。
ここは欧米系夫婦と 65才だったかな?ベトナム人のじいちゃん、英語は全く通じないが穏やかで愛想はいい。
その後、イギリス人のじいちゃんとずっと会話。75歳くらい。
もうリタイアしてて旅をしまくってる。
延々と話してられるわ。楽しい。
奥さんの親が ジュネーブに家を持ってて(もう親は亡くなったそう)
エドワード 奥さんがサラウンチみたいな名前 難しい。
車窓見ないと勿体無いので、廊下に立ってじいちゃんと会話しながら、外の景色を楽しむ。たまたま線路の側の道路でバイクの荷台の青年に手を振ると笑顔で、手を振り返してきた。列車の旅の、一番好きな瞬間だ。それだけでも列車移動を選んだ価値がある。
例えばはじめてのアジア旅行、シンガポールからクアラルンプールの夜行列車、殆どの風景は忘れてしまったけど、断片的に沿線の子供がこちらに手を振っている風景は今でも思い出す。
この夫婦 ムッチャ荷物多い。二階に上がったり降りたりするの見てて怖いな。
話が面白い。ブレグジットのこととか。移民のこととかも。
すこし駅で買ったパンを食べる。
しばらくして夫婦からクラッカーの上に載せたカマンベールチーズもらう。「ごめん ワインがなくて」って欧米人っぽいジョーク。
19:30 この日記をスマホで書いてるが、隣のコンパートメント(元々自分のコンパートメントだったところ)からガンガン話し声が聞こえる、先ほどまで奥さんは手書きの日記帳にフランス語で優雅に日記を書いていた…ここのピースフルな時間と全く違う。
20:15歯磨きとトイレを済ませる。洗面の前がスタッフの寝る小部屋(ベッドのスペースだけの囲い部屋、二段になってて上はスタッフのカバンが乗ってた)になってて女性スタッフが化粧を落としてた。
洗面から帰ってくるときに 隣の部屋見たら、男が上半身裸でまだ酒盛りしていた。ほんと、コンパートメント移動できて良かった。
他の3人は寝てるので電気を消すことに。不規則な揺れが心地いい。
列車は人々を載せ真っ暗な闇の中、ダナンへと向かう。
※夜行列車メモ。今回はTNKトラベルという日本の旅行会社のオフィスで買った。
駅で直接買うか、現地のオフィスで買った方がおそらく安いだろう。
しかし、昔(2005年)中国を旅したとき、成都であった日本人女性バックパッカーがハノイで買った中国行きの夜行?列車で寝台のチケットを買ったのに、行ってみたら貨物列車みたいなとこに行かされ数十時間床にうずくまって耐えたって話を聞いていた。安全な現地オフィスを探す、もしくはわざわざ駅まで行く時間と労力を考えれば妥当だっただろう。
(←前日の旅日記)
※2019年1月の情報です。
※1ドン=0.0047円
1000ドン=4.7円 として計算
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→ひつじ庵がお勧めする台湾・台北のゲストハウス(ホステル)4選
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住所: 京都市中京区姉小路通小川東入宮木町472-1
オープン: 8:00-11:00,16:00-21:00