思わず寝落ちしてしまっていた。眠ってしまったのは22時頃、今は3:30am。トイレと歯磨き。自分が使ったトイレ、シャワーの水などワイパー的なやつで吹いたりしたのだろうか、床は乾いてる。ちゃんとしてるね。
今日はちゃんとチケットが取れれば夜行列車に乗る予定。ハノイについてうまく街を歩けるように地球の歩き方を見ながらマップに星マークをつけていく。
フエには宿で二泊してから1/20に夜行列車でハノイに行くのは、フエについた時点で決まっていたので、昨日のフレンドリーハウスのスタッフにチェックインの時頼んでおけば良かった。ちゃんと今日 チケット買えるだろうか。
ハノイの宿は日本人宿「Ez stay Hanoi」にメールを送った。海外の日本人宿の様子の調査も兼ねて。
しばらく調べ物して、寝る。
9am頃、起きる。洗顔とトイレ。昨日手洗いしたパンツと長袖シャツ(ブレスサーモ)は微妙に乾かなかったな。一年前のインド旅行では乾いたのにベトナムは湿度が高いのだろうか。
朝食付きのはずなのでオーダー。すでに隣の部屋のカップルが起きてて、食べ終わり、バイクで出て行くところだった。自分のバイク(スクーター)できてるということは地元民のはず、カップルでラブホテル的に使ってたのだろうか??お洒落だから。
カウンターの上に写真付きで並んでいたのがメニューだったようだ。コーヒーとか抹茶とかあるが、ココアをチョイス。
なんかよくわからんが、お洒落なやつきた。
透明なアクリルの上に乗ってるケーキとドリンク。
ここの外とガラスで仕切られてるスペースはカフェなんだろうけど、何か天井から下がってるビニールでチェアが囲われてたり、なんだろうこの空間。
奥の壁は隙間が空いていてエアコンの冷気が逃げるじゃん。イマイチ ベトナム人がここにカフェしにくるのも想像つかない。
場所的に観光客は来ないだろうしカフェと三部屋の宿で経営がなりたつのだろうか…。
食べ終わり、荷物をまとめ、チェックアウト。昨日は3人いたが今朝は一人減ってスタッフは若いメガネの男の子と 人の良さそうな女の子。
自分が京都でゲストハウスをやっていることを告げる。
聞くとここはオープンして3ヶ月。オーナー?(マネージャー?)は建築家だそうだ。「日本人で泊まったのは僕が初めて?」と聞くと、以前 日本人の建築家が見学も兼ねてお茶だけしにきたようだ(多分 泊まってない)。
この宿 始めたばかり、建物や小物、カフェなど全てがおしゃれでいいんだがイマイチ 内部の設備が旅人的には使いづらかったりする…、あまりすべてをアドバイスしすぎてもしょうがないのでそのあたりは言わなかったが、ただ一点、booking.comの宿の写真のトップ画像が外観の写真になっていたので、この写真では普通 クリックしないよと、自分はしっかり調べるためにクリックして内装など調べたけど、トップを惹かれる写真にしたらと忠告しておいた(※後日 チェックしたら変更されていた)。
10:30 チェックアウト。
パスポート返してもらう。ここでスタッフのHoang君がスクーターでフエ駅に送ってくれるそうだ、なんて親切!
Hoang 君のバイクでニケツ。なんかホイアンでホストのバイクにニケツ、昨晩、前の宿の兄ちゃんにニケツ、そしてまた今日もニケツ。ベトナムが好きになっちゃうじゃんか。
フエ駅に到着。バイクの駐車代を取られるようだったので代わりに払う(いくらか忘れた)。一緒に駅舎の中へ。窓口でおばちゃんから今晩のハノイ行の夜行寝台列車「SE2」のチケットを買う。ドンで確か1110kドン(5245円)って言われたような気がするが、手持ちにドンがないのでクレカは?と聞く(当然使えると思っていた)がダメだと。ドルの現金を持ってきてたのでドルは?オーケー。
55USドル。払う。
あとでレートで計算したら1110kドンは47.7ドル、結構 ボラれてるなぁ。現金引き出しておくんだった…。
まあ、事前にTNKトラベルで買っていたら61ドル(おそらくTNKトラベルの手数料上乗せ)だったからそれに比べたら良いか。
(メモ)1/20の駅でチケット買った時点で財布の中 残り現金357kドン。
宿に帰る途中でもある鉄橋まで行ってそこで下ろしてもらう。Hoang 君ありがとう。
近くの公園のベンチに座り、ガイドブック観ながら少しこの先の旅行の予定を立てる。
これはフォイ・ボイ・チャウという人の胸像。日清戦争の日本の勝利に影響を受け、フランスからの民族独立をめざした「東遊運動」の立役者として有名な革命家だそう。
11:40公園を出る。
その公園から徒歩5分程度のところ地球の歩き方に紹介されていた「nho(ニョー)」という店へ。創業18年のフエ名物コム・ヘンの名店だそう。「フエに数あるシジミご飯店の中でも最もおいしいことで知られる」とのこと。
なんか凄い庶民的過ぎる店だな…よく言えばローカル。悪く言えば汚い。床にティシュ落ちてるけど片付けないのか。
発酵調味料 マム.ルオックは蟹味噌みたいな味だな。
おばちゃんは英語は全く駄目だが良い感じ、孫?子供がいて店内でお菓子やご飯食べてて和む。10kドン(47円)。安い!
さっきバイクでニケツ中にHoang君が、ここのミュージアム無料だよ…と教えてくれたところに入ってみる。ベトナムの名産品?シルクの刺繍の工房兼美術館になるのかな?あんまり人がいない。
今日、夜行バスまでの時間全く予定は決めていなかった、もう一度 昨晩行ったバーとかがあるエリアに行くのもありかなぁとも思っていたが、小雨が降ってきたし、なんかいい感じのカフェを見つけたからここで時間をつぶすことに。
12:50「the one coffee &bakery」でココア39kドン(184円)。レシートにwifiのパスワードが書いてある。
二階の席へ。広い店内、スタッフもあまり来ないし、
ネットをしながら、ゆっくりダラダラ過ごす。
外国のカフェでこんな時間って贅沢だよね。
15:20 カフェの外へ。結局二時間半過ごしていたのか。
駅まで歩いても25分程度なので歩いていくことに。
8分ほど歩いて「フォーサイゴン(Pho Sai Gon)」に。ここはフォーの有名店らしい。
メニュー多いな。
フォーガー45kドン(213円)。スタッフ良い感じ。
会計して店を出た瞬間、サブバックを席に置き忘れているのを指摘される、危ない危ない。
小雨が降るなか駅へ。
なぜかアジアの国では屋外床屋が普通だったりするね。
フエの町は道路が東西南北から45度傾いているが、結構シンプル。
歩道で売っている野菜売りとか、町の人々の様子を眺めるのも楽しい。
16:07フエの駅に到着。
ハノイ行の列車の出発時間が16:20、余裕かましていたが13分前の結構ギリギリな時間になってしまったな。
チケットを買ったところの右のほうに駅舎があるので、てっきりそっちかと思って近づくが扉は閉まってる。チケット買った方の建物へ。
ホームへの出入り口に駅員がいる。チケットを見せる。
既に列車が止まってるので、一応もう一度ホームにいた駅員にチケットを見せる。このホームで良いみたい、自分が乗る「コーチ8」は、ずっと向こうのようだ。
駅のホーム沿いに同じような売店が並ぶ。
ホーチミンの駅のサークルKで買ったロールパン五個入りみたいなやつまた買おうかと思っていたが、そういう気の利いたものはなし。なんかお菓子かせんべいみたいなものやアイス、ジュース。ゆで卵。一つピラフ売ってるところあった。ずらっとたくさん売店あるが同じものしか売ってない。
なぜ違ったものを売るとか工夫しないんだろうな。長距離列車の客の為のパンとか肉まんとか。ベトナムだからバインミーの屋台あってもいい、けど無し。
予定時刻の16:20を過ぎても列車は来ない。
16:30ようやく電車が入ってきた。
「コーチ8 ベッド16」 同じコンパートメントはおとなしそうな50歳くらいの夫婦。ふぅ、良かった。隣には二人の女の子と男の子の子供、恥ずかしがり屋だが良い感じ、写真撮ってモニタ見せる作戦でちょっと仲良く。
逆側のコンパートメントには一人旅らしいカナダ人女性がいた。町中ではほとんど観光客をみかけないので(というか今日は初めて見た)、欧米系バックパッカーが一緒だとどこか安心する。
出発。
廊下にでていたカナダ人女性に話しかける。彼女もホーチミンインからの北上コース、自分とほぼ同じルート(違うのは僕より一泊余分に各街に泊まってるのと、ハノイの後 サパに行く)1ヶ月 ベトナムの旅。40歳の自分へのバースデイプレゼントだそうだ。
カナダでナース、救急救命室で働いてる。
ドラマERみたいな?
「そうそう」
ジョージクルーニーみたいないい男いた?
「ノーー!」
グレイズアナトミーは?
「ノーーー、ノットリアル」
はは^_^
こんな会話。海外ドラマ観てると話のきっかけになるからいいね。
この列車、前回乗った(ホーチミン→ダナン)の列車より新しい。連結部分に出る扉はボタン式の半自動ドア。トイレも綺麗だ。
スマホのメモ帳で日記を書いたりして過ごし就寝。
(←前日の旅日記)
※2019年1月の情報です。
※1ドン=0.0047円
1000ドン(1Kドン)=4.7円 として計算
■あわせて読む。
→ひつじ庵がお勧めする台湾・台北のゲストハウス(ホステル)4選
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住所: 京都市中京区姉小路通小川東入宮木町472-1
オープン: 8:00-11:00,16:00-21:00