■京都市内の歩道橋でレーザービーム写真を撮る
普段自転車で京都市内を走っていると、
あっ…そういえばここは歩道橋だったかぁ、横断歩道まで迂回するか…と
軽く悪態をついてしまう歩道橋のある交差点。
そんな歩道橋ですが、
歩いていて、たまに歩道橋の階段をあがり、上から行きかう車を眺めると
なにか非日常感が味わえて、それが結構 好きなんですよね。
歩道橋、もともとは学校のそばの通学路の確保で作られたところが
学校の統廃合で不要になったり、老朽化の維持管理の問題かで
取り壊されるところもあるようで、年々 少なくなってきているようです
(そんなニュース昔 見た気がします)。
そんな歩道橋にあがり、カメラの長時間露光を駆使して
レーザービーム写真を撮ってきました。
レーザービームとは、カメラのシャッタースピードを適度に遅くして
フロントライトやテールランプがビームのように線になって映る状態の写真を
俗にこう呼びます。
古都京都、町家とか寺社仏閣とは違う、
少しサイバーな感じが出て新鮮ではないでしょうか。
さて、現在(2021年6月時点)では、二か所の撮影をしてますが、
これから 京都に残るいくつかほかの歩道橋でもこのレーザービーム写真を
撮ってシリーズ化できないかなぁってぼんやり考えてます。
まずは堀川五条の歩道橋と東寺南の歩道橋です。
この二回分で終わったらすいません…(^^;
※2021年8月9日更新 もう一個「堀川塩小路」追加しました
■五条堀川の歩道橋でレーザービーム
まずは堀川五条、四方を囲む大きな歩道橋です。
20:30頃ですね。
三脚を立てて撮影しました。
別の角度。南東に向かって撮影。
なかなかのお気に入りです。
右折待ちの車のタイミングが合うと
シューーーと残像ができます。
■東寺近くの歩道橋でレーザービーム
東寺の南側にある歩道橋です。
ここにはもともと撮影に来る予定ではなかったので三脚なし。
歩道橋の手すりを利用して、レンズの下に財布を置いて角度などを調整しながらなんとか撮影しています。
五重の塔をバックに撮れるので絵になります。
ここは三方が歩道橋、一辺のみ横断歩道というタイプの歩道橋です。
焦点距離を固定し、シャッタースピード・絞りを決めてから
カメラ内のインターバル撮影を設定して撮っているので、
写真が撮りきるまでどんな写真になるかわかりません。
これはトラックかバスが通ったのでしょうか、立体的に弧を描きなかなか格好いい写真となりました。
歩道橋を降りて、五重塔のリフレクション写真。
右側に少しレーザービームが入ってます。
■堀川塩小路の歩道橋でレーザービーム
前回からしばらく間が開いて、東寺のライトアップの帰りに
堀川塩小路の歩道橋で撮ってきました。
ここは三方にかなり長い歩道橋がありますが、どういうわけか
人の頭の高さより上くらいの視線を隠すように不透明のアクリル板?で景色が見えないようになってます。
北側は背が低い手すりでしたがいまいち景色が良くなく、この内側に向けて撮りたかったので、せっかく三脚を持って行っていたのに使わず、足元の手すりの柵の間に無理やりレンズを乗っける形で撮影しました。
*
ではでは、現在三か所で撮影した「歩道橋でレーザービーム写真シリーズ」、
今後 続くのかもう飽きてしまうのか???
お楽しみに。
■あわせて読む。
************
住所: 京都市中京区姉小路通小川東入宮木町472-1
オープン: 8:00-11:00,16:00-21:00