■2022年2月14日 博多から糸島へ
博多の宿「Hostel toki」のドミ、
同室の横のベッド、6:00に大音量で目覚ましが鳴り響く。
なかなか目覚ましを止めない、トイレにでも行っているタイミングかと思ったが、1分半ほどして止める、いるんかい。で…それを合計3回やられた。目覚めが悪い…。
(→前日の旅日記はこちら)
7:25頃、ベッドから出る。Tさんはすでに起きていた。
ここでオーナーさんと会う。昨日の朝 荷物預けの時に彼のお父さんに 自分が京都のゲストハウスオーナーであると伝えているので、もう少し 話が弾むかと思ったけど、形式的な会話をする程度で微妙だった…。研修旅行はこうやって個人経営のゲストハウスオーナーさんと交友関係をつくっておく意図もあるのだが、残念。
この宿、数階建ての建物の一階だけのスペースだが、非常にコンパクトにまとめられており、設備もそつなく、手作りのサインとかもろもろ色々考えられてて、いい宿だなという気はするのだが…無人チェックインは「寂しい」という学びがあったかな。
昨日コンビニで買っておいたサンドイッチなどを食べ、荷物をまとめる。
8:10頃、宿を出る。
北上して博多駅へ。博多の通勤の人々が向かう流れの中を歩く。
今日は、糸島に向かう。
8:36 博多駅、地下鉄空港線に乗り、このまま筑肥線「筑前前原」まで(580円)。
9:17 「筑前前原」駅到着。
北口出てすぐ右手にある糸島観光協会に。
ここで電動アシスト付きのレンタサイクルを借りる。四時間1000円。
ヘルメットもついてくる。
たしか次は8時間プランみたいなものがあったはずだが、
適当にインスタ映えスポット見て、昼食とって帰ってくるだけだから四時間で充分でしょうと思ったが、のちに延長することになる。
荷物預けで300円。これくらい無料にしてほしい…。
9:36 出発。
まずは北東にある「ヤシの木ブランコ」に向かい、反時計回りで「二見ヶ浦」の鳥居を見て、時間があればロンドンバスカフェに行き、13:35までに戻ってくる予定だ。
トトロの森などは 最初から諦めた。自分は午後からは佐賀県の伊万里に向かわなければいけないからだ。
■糸島を電動アシスト付きレンタサイクルで観光する
電動アシスト付きなので快適。しかし風が強く最初は寒かった。
道中 謎の一蘭の工場?があったがお休み中。
10:30「ヤシの木ブランコ」に到着。出発から約50分後。
到着少し前から気持ちのいい天気に。ツイてる。
ヤシの木に いろいろなブランコが設置されている。
長いベンチ状のもの、上下二つ、ハンモック上のものなどなど。
他にアスレチック的なものや猫のトーテムポールのようなもの、サメをかたどったものなど。脚立が置いてあったり、セルフで写真が撮れるように動かせるベンチがあったり、なかなか気が利いている。
なめてた…結構楽しい…。おっさん二人で…。
周りはカップルや、若い友人通しで来ている人々。
これすぐそばに「活魚茶屋ざうお」という飲食店があるのだが、そこの運営が設置したのだろうか?駐車場も有料っぽかったから、こういう遊びやインタ映えの無料スポットを作ることで人を集めて、別の手段で収益化しているということだろうか。
土地代も安いだろうに、なかなかうまいビジネスモデルだな。
(何も調べずに想像して書いているだけです、県や市が設置とかしてたらごめんなさい)
あまり目立たないが、道路を挟んだ奥にもアスレチック的な遊具がいくつも用意されており(そちらはみんな気が付かないのか誰も来なかった)、そちらでも結構遊んでしまい時間を使ってしまう…。
11:25 ここを離れる。結局ここで55分も遊んでいたことになる(おっさん二人で)。
11:40 「ジハングン」というところ。ここはいくつかインスタ映えのようなものが用意されている。どこでもドアとか自販機の箱?みたいなものとか。
繁忙期にはキッチンカーやコンテナを利用した店などが出店する雰囲気だった。
反時計回りに少し西に進む。
11:55 パームビーチレストランなどがあるエリアへ。
いくつかおいしそうなレストランが並んでおり、目移りするが、そのなかで海鮮系がおいしそうな「西の浦イカ生き造り 波平」を選択。
自分は「あおりいか薄造り定食(3500円)」、Tさんは「ごまぶり定食(2000円)」を注文。
店内は、比較的空いており、窓側のカウンターに座れた。目の前の海でサーフィンしている人を眺めつつ舌鼓。
今日は月曜日だからかコロナ禍だからか、空いていてラッキーである。
イカは「後造り 天ぷら」、つまり、イカの身を食べた後に店員に頼んでゲソなどを天ぷらにしてもらうという二度おいしいわけで、満足満足。
12:45 食べ終わった後、この店の専用のテラスでゆっくりする。
気温もちょうどいい、風も心地よい。ほんといいタイミングで糸島に来た。
こういう自然系の観光地は天気で印象が大きく左右されるのだが、ツイている。
雑貨屋さんなどブラブラしたあと、少しだけ自転車を走らせ、二見ヶ浦の鳥居へ。
綺麗だ。
鳥居があるだけで景色に特別な空間が生まれるね。
ここで自転車の返却予定時間13:35まで10分となっていた、返却が遅れそうな場合はレンタサイクルを借りた糸島観光協会に連絡を入れておかなければいけない。
ここで一時間の延長する。
また少しだけ西に行ったところから眺めた写真。
遠浅なのだろうか、波が長いこと砂浜までずっと続くポイントのようで20人くらいがサーフィンを楽しんでいた。
数分に一回、砂浜近くまでずーーと波に乗れる人がいた。
時間があれば、ずっと見てられるやつ。
13:50 大口海岸あたりを経由して少し南下した道沿いに、無茶苦茶 人でにぎわっているところをみつける。「糸島ファームUOVO」らしい。
建物ではタマゴ関連の物販売り場と、カフェレストラン。少し離れたところにソフトクリームを売るキッチンカー。
これは食べるしかないでしょう。ソフトクリームレギュラーサイズ450円。観光地価格だけど仕方がない、うまい商売だ(^^;
それにしてもよく売れている、次から次へ人が来る。
他の人々は、ポテト付きのハンバーグセット?など食べている様子。
こういうところに来ると、狭い都会で高い家賃を払って沢山の競合としのぎを削って商売しているのがどこかアホらしくなるなぁ…。
少し足を延ばせばロンドンバスも行けたが、駅に向かうことに。
時間が押している…色々 楽しすぎて満喫し過ぎだ。
帰りは、比較的に住宅や店が並ぶエリアを通る。
14:30 糸島観光協会に返却、追加料金を払う(いくらか忘れた)。荷物を回収。
ここでTさんとは、お別れ。
自分は伊万里に向かう、今日の夕飯は伊万里にある「ドライブイン鳥」と決めている。
Tさんは、伊万里にはいかない代わりに、私より先に食べて優越感に浸りたいようで「ドライブイン鳥 糸島店」に行って食べるそうな。
■佐賀県の伊万里市とドライブイン鳥
15:11 「筑前前原」駅発。
ここでスマホアプリの乗り換え検索やグーグルマップのルート検索などを駆使してこの先の予定を立てる。紙に予定をメモして、今晩泊まるゲストハウス「Ne Doco?」さんに連絡をいれておく。
なんというかスマホで色々調べられてしまうなんて便利な世の中だ。
初めての一人旅、18切符でJRの時刻表とにらめっこしながら旅をして、目的地に着けばタウンページで宿を調べたりしていたのに…。
16:03「唐津」駅乗り換え。
16:13「唐津」発。
17:01「伊万里」駅着。
伊万里駅に到着して、観光案内所で ゾンビランドサガに関する聖地巡礼のチラシなどもらう。丁寧に 純子ちゃんのマンホールまで案内してくれた。やさしい。
駅の道路を挟んだ向かいのバス停からのバスに乗る17:20。予定通りだ。
17:27「十三」バス停で降りるつもりでボタンを押したのだが、バスの運転手が間違えてすこし行き過ぎたところで停まる…降りたところが「ドライブイン鳥」の目の前だった。
ドラ鳥 キターーーー!!
この旅の目的の3割くらいはここに来ることだった。
アニメ「ゾンビランドサガ」で一話丸ごとこの店のプロモーション的な話があったのだが、それを見て以来ずっと来たいと思っていた。
店内はゾンビランドサガ関連の看板やグッズなどが。アニメ関係者の色紙などが飾られている。
並んで待たなければいけない懸念は杞憂だった。
いくつか座敷の部屋上のところもあるようだが、テーブル席に通される。隣と斜め前は自分と同年代くらいの人が一人で食べていた。安心した。
一番定食を注文。これは若鳥と鳥めしとスープのセット。980円。
ウマそ!
鳥はトングでとって網で焼く。旨し!
鳥めしのボリュームを心配したが、全然 まだ食べれそうなので
ネック(660円)を追加注文、タブレットで注文する。
肉は旨いし、まだもう一品食べれるくらいだったが、贅沢し過ぎだ…。
食べている間 満席になったようだ。会計時に人が数人待っていた。少し早い時間でよかった。鳥めしの元 をお土産で購入。
予定していた帰りのバスが18:28、この時間を逃すと宿の人に迷惑が掛かってしまう。
店を出るが、バスを降りたのがイレギュラーな場所だったのでバス停までの距離感が分からない。で、思ったより遠くて走った。
少しバスが遅れていたようで、三分ほど待ってバスが来た。危なかった。
バスに乗った頃、メールをチェックすると今まさに、「Ne Doco?」さんが伊万里駅まで車で向かっているらしい。グーグルで調べた予定通りの時間に行動できていてよかった。
■伊万里のゲストハウスNe Doco?に宿泊
伊万里駅のロータリーで、Ne Doco?の奥さんと合流。
実際に会うのは久しぶり。車の中で近況を聞く。
真っ暗で辺りは見えないが宿に到着。
もともと奥さんの おばあちゃんの家だったところで、いくつかゲストハウス用に改装してあるとはいえ、本当に「おばあちゃんの家」の雰囲気でとても良い。
家では旦那さんのクロちゃんがいた、久しぶりである。
チェックインの受付はヘルパーの女の子。
部屋は広い。床の間にでかい伊万里の壺。
どでかい照明。電気カーペットの上に敷き布団を敷くスタイル。
当初、私一人だけの予約だったようだけど、もう一人 男性の方がいた。
そのゲストさんと海外旅の話をしたり、夫婦とこのブログでは書けない色々なことを結構な時間 話す。競合ひしめく京都の宿とはまったく違う生存戦略、非常に勉強になった。
エアコンはつけてはいるがそれとは別に、電気カーペットが凄く暖かい、こういうのもアリなんですね。写真整理や充電などして就寝。
→次の日の旅日記はこちら「【旅行記】北九州研修旅行三日目【伊万里・唐津】」
※2022年2月14日の情報です。
■あわせて読む。
→JR秋の乗り放題チケットで行く兵庫・鳥取二泊三日の旅(一日目)
→熊野三山・伊勢神宮コロナウィルス流行鎮静祈願と宿応援の三泊四日の旅(前編)
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