■はじめに
2022年の京都の桜情報(3月編)の続きとなります。
4月も桜観光をがんばりまくったので、最後まで読んでください。
前回も書きましたが、
京都の桜観光の目安となるデータをまず書いておきますね。
3月16日:
旧成徳中学校の春めき桜見頃
淀水路の河津桜見頃
3月24日:
開花宣言
3月27日(開花宣言から3日後):
京都御苑の枝垂れ桜見頃
3月30日:
満開宣言。ソメイヨシノが各地で満開。
4月6日(満開宣言から7日後):
半木の道 紅枝垂れ見頃
4月8日(満開宣言から9日後):
哲学の道の花筏
仁和寺御室桜満開
では、順次 京都の四月の桜の写真を、
名所、定番、穴場、お勧めどころを大量の写真と共にアップしていきますのでお付き合いを。
【京都桜】4月1日 高瀬川一之舟入
御池通りと高瀬川が交差するところを少し北に上がったところがここ一之舟入。
明治頃まで使われていた大阪から運ばれてきた荷物の積み下ろしや船の方向転換をした場所ですね。
舟と酒樽がフォトジェニックです。
【京都桜】4月1日 哲学の道
銀閣寺あたりにある哲学の道。
白川通と今出川の交差点あたりから、銀閣寺の参道入口までの東西の道と、そこから南へ永観堂あたりまで続く南北の道があります。
上記の写真は東西の道、いくつか車道で分断されてますが、長い距離で歩道も整備されていて歩きやすいですのでお勧めです。
南北に続く道のわきにはお土産物屋さんや雑貨屋さんなどが並びます。
かなり長い道ですので時間に余裕をもって歩きましょう。
インバウンド隆盛の頃、欧米系外国人には季節を問わずPhilosopher's Pathという単語を毎日のように耳にましたね。なぜか人気です。欧米人に人気のガイドブックロンリープラネットで劇押しされてるのかな。もしくはネーミングの勝利かとも思います。
哲学の道の南の端辺りにある、熊野若王子神社。あまりこちらまで入ってくる人は少ないですが、なかなかいい雰囲気です。哲学の道の東側には他に大豊神社とか法然院がありますので、お時間がある方はお立ちよりを。
【京都桜】4月1日 竹中稲荷神社【穴場】
竹中稲荷神社、アクセスが微妙なので人はまばら。連続した鳥居がたっているところでフォトジェニックなところです。場所は金戒光明寺の北、吉田神社の南あたりです。
鳥居を見通せる直線上に人がいないタイミングを見計らって撮ったりします。
カメラ持っている人がお互い目が合うと気を使って脇にそれたり、そんなやりとりが発生します。
鳥居を抜けた先も綺麗ですので、ご参拝もあわせてどうぞ。
【京都桜】4月1日 宗忠神社
真如堂の少し西に位置する神社。この時は階段は登りませんでしたが、下から一枚撮影。
【京都桜】4月1日 法伝寺(咤枳尼天)&真如堂
真如堂の西側の入り口のわきにある塔頭。ここもお見事。
和風なアイテム(鳥居、狛犬、瓦、鳥居)がギュッと詰まってますのでお勧めです。
奥には石でできた鳥居があります。
真如堂は紅葉の名所で桜はそれほど多くはないです。
真如堂の塔に着いた頃には、天気がどんよりしてましたので、アップの写真でごまかします…。
【京都桜】4月1日 金戒光明寺(アフロ石仏)
真如堂といつもセットで廻るのがこの金戒光明寺。大きな山門が立派です。
特別公開されたお庭とか見るのもいいですが、本堂の東側にある墓地と塔があるエリアにいくと…。
アフロ石仏 兄さんがいらっしゃいます。
階段のわきにひっそりと佇んでいるので気づかずに通り過ぎる人もいるほどです。
こんな立派なアフロなのに。
桜と紅葉のシーズンには毎年必ず来てますので、おそらく人生で30回くらいは会いに来てます。長いこと修行し過ぎて髪が伸びてアフロ状態になってしまってるのです。まいどまいど ほんわかします。
【京都桜】4月2日 梅小路公園
この日は土曜日、ソメイヨシノの満開宣言がでて初めての週末ですので、あまり人が多いところは行かないでおこうと、梅小路公園へ。
カメラレンズは24-70mmの標準ズームしか持っていないですので、望遠端で撮ってトリミング。ちゃんとばっちりピントがあえばこんな写真も撮れます。
こちらも鳥ミング写真。望遠が足りないというのもありますが、うまく撮れたのがこの二枚だけでそれ以外は、枝の手前にピントがあってしまったりで、30枚くらい失敗写真。
【京都桜】4月2日 六孫王神社
梅小路公園から南に線路を超えたところ。この写真には手前の鳥居が写ってませんが、鳥居の前にはここが無人になるまでじっと待っている人がスタンバってます。
この日は、なぜか鳥居柱のすぐそばに隠れるようにして待っているおばさんがいて、(その人がフレームに入ってしまうので)その人を避けるように…、且つ人が少ないタイミングを狙ったのがこの写真。
ここは小さな境内に和風なアイテムがギュッと詰まってます。
無人になる瞬間を待っている時間と忍耐力はないので、望遠で。
比較的有名になってきてますので人は結構来ます、日の当たり方からすると早朝がいいのかな。
ここは毎年、中国人の結婚式前撮り用のモデルとカメラマンが必ずいました。お寺の人も困ってましたね。コロナ禍三回目の春、いまだにインバウンドは皆無。
【京都桜】4月2日 東寺
六孫王神社のあとは、南すぐのところにある東寺。ここは入場料かかるので、遠くから撮ってみる。宿のゲスト少なくてお金ないのですいません(^^;
この有料エリアの金堂と講堂の仏像群は非常に見ごたえありますので中に入ったことない方は是非。
東寺の無料エリアにも数本桜が咲いてます。
そこでチュンチュン聴こえたので。
今日はなぜか鳥を撮ってみた日ですね。望遠足りないので無茶苦茶トリミングしてます。
【京都桜】4月4日 祇園白川&鴨川
ソメイヨシノも満開、枝垂れも残っているということで京都市内は桜が咲き乱れてます。
祇園白川の鴨川よりのところ。いやぁ素晴らしい空間ですわ。
祇園白川の一本 北の道。ここは少し人が少ないです。
赤い傘がある休憩スペースがあります。日本の町中ってこういう椅子ってあんまりないですから貴重ですね。
鴨川方向を眺めた写真です。桜と信号、道路標識ってけっこう相性がいいですよね。
【京都桜】4月5日 晴明神社
ツイッターで晴明神社公式さんが桜が咲いたとツイートしていたので。
鳥居横に一本だけ咲いてましたね。
小さいチリチリとした花びらが乙女チックな桜ですね。
【京都桜】4月5日 桜井公園&首途八幡宮【穴場】
ここは初めて来たところ。晴明神社の北あたりにある公園です。
地元住民だけの憩いの公園という感じ。ここはかなり好きです。
公園内、桜が咲き乱れてます。
この桜井公園のすぐ南側は首途八幡宮という小さな神社。奥がこんなフォトジェニックな空間があります。なにか異世界に迷い込みそう。
【京都桜】4月5日 本隆寺【穴場】
ここもおそらく初めて来ました。桜井公園の北、堀川今出川のすこし西。
本堂?が大規模な改修工事中のようです。
境内に数本 立派な桜の木があります。ローカル民が通り抜けるくらいで観光客らしき人はいません。
このええ感じの幹のしなり具合。
ここはちょっと秘密にしたい感じがありますね。
【京都桜】4月5日 妙蓮寺【穴場】
妙蓮寺、ここも初めて。堀川今出川の北あたり。
お寺の駐車場スペースに、ソメイヨシノが咲いています。
本堂?の前にも立派な枝垂れがあります。
偶然通りかかって見つけたので得した気分。
【京都桜】4月5日 上賀茂神社
上賀茂神社の御所桜。これは少し早かったかな(遅かった???)。
境内にはいろいろな種類の桜がたくさん咲いてますが、あんまりいい写真がないのでこの二枚だけで。
【京都桜】4月5日 賀茂川
上賀茂神社からは賀茂川を南下していきます。
桜の回廊としてはここが一番凄いところかなと思います。桜が散りかけているタイミングもとてもいいですよ。動画を撮影しながらですので写真は数枚だけ。
土手になっていてずっと桜並木が続きます。
鴨川デルタから少し北(北西方向)のここの桜がとても立派です。
お見逃し無いように。
【京都桜】4月6日 高瀬川(木屋町通り)
満開宣言(3/30)から7日目、ソメイヨシノが散ってきて、高瀬川に花筏ができていると聞いて向かいました。
元立誠小学校、いまのゲートホテルがある北あたりですね。
木屋町通という飲み屋街の通りですので、空き缶とか捨てる人も。
宴の後感がありますね…。
鴨川がわにある公園で園児が遊んでました。花より遊具のようです。
【京都桜】4月6日 半木の道(なからぎのみち)と賀茂川
ソメイヨシノはまだ見頃。平日の昼間に桜の下でお昼寝なんて、なんて贅沢。
というか、ゲストハウス業をやってて桜のシーズンは忙しいですが、お昼の中休みの時間にこうやって桜観光できる自分もなんて幸せ者かと…。
鴨川デルタを賀茂川に沿って上賀茂神社まで北上。昨日、スマホで動画を撮ったのですが、ながいこといい感じの動画を撮ったつもりでいたのがメモリオーバーで撮れてなくて悔しくて再度訪問しました。
半木の道(なからぎのみち)の紅枝垂れも見ごろとなりました。
ソメイヨシノが終わり掛けのタイミングにゲストさんにお勧めすると喜ばれます。
観光客の人にはあまり知られてないようですしね。
はい、賀茂川を南下して鴨川デルタに近づいているところにあるこの立派な桜。お見逃しなく。
【京都桜】4月7日 伏見十石舟の花筏
京阪の電車に乗り中書島駅で降りて、北へ数分、伏見十石舟の乗り場あたりへ。
ここは十石舟という船が川を行き来します。桜の観光シーズンににぎわいますね。
写真でみても分かるように、桜の木についている花びらはかなり寂しくなってきて、見頃というには厳しいところですが、なぜここに来たかというと…。
どーーーん。この花筏を見るためです。
桜が散り、水が停滞するこのあたりで見事な桜のカーペットができてました、狙い通りのタイミング。この橋の上からの眺めが圧巻です。
結構 待つ必要がありますが、十石舟が通るとこの花筏を切り裂くように進む様子がみれます。スマホで動画を撮りながら撮影したので結構構図が甘い写真を無理やりトリミングしてます。
数日桜が散って花筏が形成され、まだ上部の木に花びらがギリギリ残ってて、さらに晴れているというなかなか難しいタイミングに来れました。
狙う方は来年是非。
【京都桜】4月8日 哲学の道の花筏
ソメイヨシノが散りはじめ、出現するのが花筏。高瀬川もそうですが川の流れが一時的にせき止められるところに出現します。ここは長い距離の花筏で有名で、テレビのニュースでも取り上げられたりしますね。
上部にも桜がかろうじて残り、川の水面にもこれだけの距離の花筏。いちばんいいタイミングで行けたかなと。この前日(4/7)くらいからツイッターに花筏をアップしているひとがいました。それより距離が長くなってましたね。あまり遅くいくと上部の桜が完全に散ってしまうしタイミングを合わせるのは難しいと思います。
シャッタースピード遅くして流れる感じを撮影。減光フィルターみたいのがないとこれだけの晴れではこれが限界です…。
ぎっしり敷き詰められた絨毯のようになってます。花筏なんて誰が名付けたんでしょうね、素敵です。
【京都桜】4月12日 雨宝院【穴場】
おおよそ4月9日ころにはソメイヨシノの見頃は過ぎました。すこし遅い時期にも楽しめるのがここ雨宝院。穴場といってもいいでしょうか。
遅咲の観音桜、歓喜桜、御衣黄が狭い境内に咲き乱れてます。タイミングが合うと一度に見頃の桜がみれます。
可憐な花びらですねですね、黄緑色の葉との色の相性もいい。
緑色の桜「御衣黄(ぎょいこう)」、珍しいですよね。
この日は見頃としては少し遅かったかな。
すこし高い位置に咲くので写真がむずかしい…。
場所は堀川今出川の北西あたりです。フォトジェニックなアイテムが多いですが、いまいち写真の腕がなくいい写真があまり撮れずすいません。
【京都桜】4月12日 仁和寺
ちょっと用事で仁和寺に行く予定があったので。ここは遅咲の桜「御室桜(おむろざくら)」が有名。4月8日に仁和寺の公式ツイッターが満開宣言していました。
もう何度も来てるし、人が多いだろうし、お金がないので、入場せず。
南にある古墳の丘の上から撮ってみました。
■あとがきのようなもの
これで2022年の京都の桜観光は見納め。
今回行ったところ以外でも、亀岡の「和らぎの道」とか、嵯峨嵐山あたり、山科エリアや醍醐寺なども桜の名所があります。
過去に行った記事にもまとめてますので↓こちらの「桜のブログ記事まとめ」も合わせて読んでみてください。
ではではゲストハウスひつじ庵オーナーの のり でした。現場からは以上です!
■あわせて読む。
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