■札幌雪まつり 氷の彫刻準備風景
6:50頃 心配してたが寝坊しなかった。目覚まし前に起きる。少し宿の予約処理。
13階のサウナへ。朝のサウナは良い。さらっと短めにすます。
(前日の旅行記が読みたい方は→コチラ)
9:35チェクアウト。荷物を預ける。
雪は高く積もってる。傍に山のように積み上げられてるが、歩道に全く雪がないところが多い。凍結防止剤の効果なのか、もしくはちゃんと誰かが除雪してるということか。空も青い。絶好の観光日和かも。
すすきの駅に向かう途中、札幌雪まつり氷の像の準備をみる。
ブロックで積んでこの場所で削って制作するのね。
9:50 「すすきの」駅(地下鉄)乗る。
10:05 「真駒内」駅 到着。
3番バス乗り場へ。
すでに着いていた墓参バス、客が一人しかいない、乗り込んでバスの運転手に聞くと、お墓に行く人専用らしい。
事前にネットで調べていたが、通常のバスと早い方に乗ろうかと思ったが一般の観光客はダメな様子。
「こっちに並んで」と運転手。すぐ前の長い列はそれか。既に15人以上は並んでる。芸術の森?みたいなところにも途中行くようなので観光客ばかりのようだ。
2番乗り場。
10:15 バス発。たまたま座れてよかった。満席。
10:35 札幌私立大学でほとんど降りた。観光客じゃなかったのか。
車内10人くらいになった。
■雪の頭大仏(清野霊園)
10:50 「清野霊園」到着。うず高く雪が積もっている。帰りのバスの時間をチェック。
雪かきで整地された道を3分ほど歩くと「頭大仏」の建物。
ドーム状に作られたコンクリートの真ん中が空いていて大仏の頭が少しだけ出ている形になっている。安藤忠雄の設計らしい、知らなかった。
大仏様、両肩に雪が積もっていてラガーマンみたいになっていた。寒い…。
少し焚火みたいなものがあってもよさそうだが極寒である…。
周りを一周していろいろな角度で撮る。iphoneの広角レンズが役に立つ。
青空が有難い。
大仏様を背中にして戻り右手に、カフェ兼売店の小さい建物がある。
そこで小さいワッフル160円買う。
トイレを使わせてもらったが洗面の手洗いがお湯で 死にかけの手が生き返る。
なぜかモアイ像が並ぶ。
本家イースター島でもこんなたくさんの数 並んでないぞ。
ストーンヘンジらしきものもある。
雪深くてこれ以上近づけず。
また雪が降ってきた、バス停に戻りバスを待つ。
12:08 バスに乗る。
12:38「真駒内」駅に到着。
次は定山渓温泉に行くバスに乗る予定だが、ゆっくり昼食をとる時間はない。
駅舎の中にセブンイレブンもあったが、おばちゃんが売っている販売店がいい感じだ。
おでん250円とザンギ150円。温めると言って隣のおやきの店でレンチン。ザンギは温めすぎて容器が爆発してたけど、構わず渡してくるのはワラタ。おやき(今川焼)のチョコ70円も購入。
行儀が悪いがバスを待ってる数分で立ったままおでんを食べた。
■札幌アイヌ文化交流センター(ピリカコタン)
12:54 4番バス停から「定山渓」行きにバス乗る。
このまま定山渓温泉に行く予定だったが、今日泊まる縁家のゆきねぇさんからメッセージ。
定山渓に行くなら手前の小金湯で降りてすぐそばのピリカコタンというアイヌ文化を紹介する施設に行ってみては?と。
元々どこかでアイヌの博物館的なところには行きたかったのと、時間的にもうまくつなげそうだったのでそこに行くことにする。
13:35 「小金湯」バス停で降りる。降りたのは自分一人。ちょうど吹雪がひどくなっていた。
まじか…と。バスは走り去る。あたりは人の気配もない。
グーグルマップを頼りに進む。(写真の記録をみると)徒歩7分ほどの道のりだったがもっと長く感じた。
「ピリカコタン」の看板が見えたが、雪に埋もれて「開館」なのか「閉館」なのか…。
13:43 札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)に到着。
扉を開けると、中に人が…開いていた…良かった。
一部 無料で展示物が見れるが、奥の展示室へ。200円。
建物内に自分以外に観光客らしき人は4人しかいない様子。展示室に踏み入れるとスタッフのおじちゃんが、アイヌの服の模様が村ごとに違うなどの解説をしてくれる。
漫画ゴールデンカムイに出てきたお仕置き棒ストゥもあった。
鮭の皮で作った靴や羽織の造形が凄すぎて…。
ここ数日の札幌のようにあらゆるものが雪で埋もれる冬なんてどうやって過ごしていたんだろう…。ヒートテックないよね?
展示室をでたところにアイヌのコスプレができる記念撮影場所が。
そこにいるお姉さんと少し話す(正直 客が少ないから暇そうだ…)。
ただでさえ寒いのとバス停に建物(小屋のようなもの)はないのでバスの時間にちょうど間に合わすつもりで外に出たら、この展示室がある建物の周りにアイヌの家を再現したものが数軒隣接していることが判明(到着時には雪で埋もれて見えなかった…)。
速足で廻る。いかん、時間がない…。
14:53 「小金湯」バス停に到着。ちょうどバスがくる時間のオンタイムだ。
バスが来ない…軽い吹雪の中、バスを逃したか不安になる。
4分遅れてバスがやってきた…良かった…。
14:57 バスに乗る。
■定山渓温泉ミリオーネ日帰り温泉
15:05「定山渓神社前」到着。雪が降っている。
ここ定山渓温泉…いくつかの旅館やホテルが日帰り温泉をやっていると、ホームページで紹介されていて、昨夜マップにピンをつけていたが、どこにするか決め手に欠けていた。
しかしここに向かうバスのなかで送らてきたYさんの情報で、ミリオーネというホテルの日帰り温泉が第一木曜日500円らしい。ちょうどそれが今日である。なんとラッキー。写真をみてもよさそうだった。的確な情報提供でありナイスである。
15:15 ホテル「ミリオーネ」に到着。ロビーは大きな吹き抜け、高級感がある。人も多くにぎわっていた。フロントスタッフは何人かいたが、自分が対応した人は多分中国人だった。
隣の受付では、全国旅行支援の単語が聴こえてくる。
あとでじゃらんで見たら、本日一人一泊で選択するとツインが15000円くらい。ここから20%引きとクーポン二千円分つく。約一万円かぁ。
情報通り500円。安い。チケットのような紙をもらい二階へ。とはいえ誰もこの紙をチェックしないから勝手に侵入しようとしてもできてしまわないか…?
新しいホテルなのか、改装したのかわからないが、なにもかも綺麗だった。大浴場。おそらく30人くらいは利用していたかな。しかしいくつも浴槽があるし、露天風呂も広め。非常に過ごしやすい。露天風呂の外は雪。最高である。
16:45風呂から出て脱衣所。まだライトアップまで時間があるので廊下のソファに座ってゆっくりする。のちに後悔するのだが、このとき無理やりにでも川の方に行くべきだった。ザ温泉街みたいな景色の写真を撮れたと思うのだが、そういうこと一切 頭によぎることなく、このあと18:00からはじまるライトアップとその後のバスのことしか考えてなかった。
■定山渓神社の雪灯路(ライトアップ)
18:10 定山渓神社へ。雪灯路(ライトアップ)。
神社の境内に氷でできたろうそく台が並べられている。綺麗だ。
アジア系、西洋人も結構来ている。
元々 小さな敷地で行われていると思っていたので、ささっと観て18:30の「真駒内」駅行きのバスに乗るつもりだったが、
結構 奥まで道がつくってあり、簡単なプロジェクションマッピングみたいなものもあったので、その時間に間に合わせるのは諦め、次の19:03の「札幌」駅行きに乗ることにした。
18:40 神社を出て一度 バス停の位置を確認した後、すこし北東に歩いたところの「足のふれあい太郎の湯」へ。
足湯ではあるが、靴を脱いで浸かる時間的余裕はないので(というかベンチが冷たすぎるし)、手だけをつけて凍えた体を温める。3分ほどの天国。
もう一度、バス停に戻る。先ほどいた列の長さはそれほど伸びてなかった。
10分ほど待ってバスが来る。
19:08 「札幌」駅行きのバスに乗る。残り一席に座れてラッキー。バスは立っている人で激混み。約一時間立たなくて済んだ…。外国人観光客が多い。
てっきり札幌駅へ直行かと思ったが、ちょいちょい停まる。一番後ろの席なので札幌まで降りれないかなと思ったが、自分が降りたい「すすきの」で結構客が降りていく、ラッキー。
20:21 「すすきの」でバスを降りる。少し氷の彫刻の作業を見学、朝みたときからだいぶ作品が出来上がってきていた。
そこから徒歩5分。「アンドルームス札幌すすきの」で荷物ピックアップ
雪が降る中「ゲストハウス縁家」へ向けて西へ。どこか飲食店で夕食をとりたいが、寒い…とにかく宿に早くつきたい。しかしセブンやローソンでコンビニ飯も…と思っていたら北海道民に絶大の支持があるセイコーマートが。そこのホットシェフの弁当なら自分を納得させられる。いくつか弁当を購入。さらに宿の近くで24時間営業のスーパーを見つけたのでそこでも弁当を買うことに。
21:15 「ゲストハウス縁家」到着。マンションの二階。約7年ぶりである。
チェックイン時間に遅れることは伝えていた。
ゆきねぇさんが笑顔で迎えてくれる。共用ルームには他のゲストさんが談笑している。色々な意味で暖かい。そして安心感である。
チェックイン手続き。ドミトリ3泊分8,800円。雪まつりももうすぐ始まり札幌市内の宿が値上げする中 無茶苦茶良心的である。7年ぶりでほぼおぼえていないのにリピーター扱いでベッドの位置と専用タオルのことだけ教えてもらいあとは説明なしなのがワラウ。
京都から持ってきたお菓子を献上する。が、すでにたくさんお菓子がある。リピーターゲストさんからの差し入れだろう。いかにこのゲストハウスとゆきねぇが愛されているか分かる。
買ってきた弁当を食べながら、ゲストさんとゆきねぇとおしゃべりして 23:50頃 就寝。
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【宿泊代】
ゲストハウス縁家
MIXドミトリー三泊分8,800円
■あわせて読む。
→JR秋の乗り放題チケットで行く兵庫・鳥取二泊三日の旅(一日目)
→熊野三山・伊勢神宮コロナウィルス流行鎮静祈願と宿応援の三泊四日の旅(前編)
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住所: 京都市中京区姉小路通小川東入宮木町472-1
オープン: 8:00-11:00,16:00-21:00