前日に、4泊目のポーランドゲストさん三人組が
クリスマスイブの日にポーランドのスープを作ってくれるというので楽しみに。
しかし、連日彼らは、ガッツリ観光して遅くに帰ってくる。
いつ始まるかわからない。
夕方チェックインした日本人ゲストさんに三条会商店街の「ちびから本舗」を勧めるとからあげ弁当とからあげセットを買ってきてくれた。
ちょうど帰ってきたころ、中国人女性ゲストさんがチェックイン、しかも弁当を買ってて今から共有ルームで食べたいという。
待ちきれないので僕たちだけでディナー。
しばらくトークをしていると、ポーランドゲストさん達が奈良観光から帰ってきた。
ポーランドから持参したスープの素とか乾燥したインスタントの具を出してきてクッキング。
京都三条通と御幸町通の角にあるレトロビルで週末公演している「ギア-GEAR-」を観てきました。http://www.gear.ac/
キャッチコピーは、
「演劇でもない、ミュージカルでもない、サーカスでもない!日本発!日本初!京都で出逢える、感動エンターテイメント! 」
キービジュアルは有名なイラストレーター山田章博さん作。
先日、チェックインがなかったので、
日本人ゲストさんと台湾人ゲストさんとで嵐山で行われている花灯路に行ってきました(オーナーの職権乱用!)。
嵐山花灯路とは、2013年12月14日~12月23日の間で嵐山エリアを「灯り」と「花」で演出し、総延長約5キロの「灯りと花の路」と呼ばれる露地行灯、そして二尊院、落柿舎、常寂光寺、野宮神社、大河内山荘庭園、天龍寺(夜間拝観なし)、宝厳院、法輪寺、時雨殿などの特別拝観・開館・ライトアップが行われるイベントです。
http://www.hanatouro.jp/arashiyama/index.html
宿から歩きで嵐電大宮駅へ。情緒のある路面電車にのり17時頃、嵐山駅に到着。
以前来たときは工事中だったけど、がらりと印象が変わっていた。
特に圧巻なのがホームに設置された「キモノフォレスト」。
11月13日にオープンして、そこから予約を開始。
ありがたいことに予約を開始したら、次から次へと予約が入って
14日は宿泊者ゼロだったけど、15日は5組6人のゲストが宿泊してくれました。
初日のゲストは、どの人もいい人ばかりで、とっても良かった。
チェックアウトの時に、撮らせてもらった写真を公開。
基本的に出身地を書いて、あとは好きに何か書いてとお願いしたホワイトボードを持ってもらってます。
初ゲストは、元バックパッカーで英語も堪能な日本人女性。
海外経験が豊富で、共有ルームでみんなと交流して楽しんでくれたみたい。
ゲストを迎え入れる初日で自分が不慣れなところ、彼女がいてくれてすごく助かった。
彼女が初のゲストで良かった。
友人や関係者に「宿の名前は、ゲストハウスひつじ庵です」と言うとまず「あぁ、未年(ひつじどし)生まれですね」と言われます。
違います、辰年(たつどし)生まれです。
「ひつじ」を屋号に入れたのは、 オーナーである私が、ただ単に羊(ひつじ)という動物が好きだからというのが一番の理由です。
三年前にゲストハウス開業のために京都に引っ越してきたときから、宿の名前に「ひつじ」を入れることは決めてました。理由は好きという以外に幾つかあります。
2003年に会社を辞め、ワーキングホリデーでオーストラリアに行ったのが、今の自分を形成するうえで大きな転機でした。
そしてオーストラリアは牧羊で有名な国、三か月のシドニー滞在の後、旅をする中で、二週間ですが牧羊している田舎の家庭に行き、ひつじの世話もしたことがあります。
そして、その渡豪がきっかけでバックパッカースタイルの旅行にハマリ、その後、5回に分けてですが外国を合計36か国 旅することになりました。
日本の社会から離れ、世界の国々を一人で選択し一人で決断し一人で行動し旅する自分、また逆にゲストハウスで出会う同じ匂いのする旅人と集まることで安心する自分、そんな自分を勝手にひつじに重ねていました。
個人的なイメージかもしれませんが、ひつじって一人で行動し草を食べているイメージとか迷える子羊というイメージもあれば、群がってみんな同じ行動をする動物だというイメージもあります。
英語の「sheep」を調べてみると「臆病者・気の弱い人」という意味があるようで、それも自分にぴったりかなと思います。
旅の生活から戻り、しばらくは日本で働きましたが、海外で泊まったゲストハウスのような空間を自分で作りたいと思い、三年前日本で一番好きな町 京都に来ました。
「ひつじ」に関してもう一点、子供の頃、眠れないときに「ひつじが一匹…ひつじが二匹…」と数えると教わりましたよね?
それは元々は、英語圏の国からきた風習(?)のようです。
英語では「one sheep...two sheep...」と数えるわけですが、これは「sheep」と呼吸のリズムをとることと音が似ている「sleep(眠れ)」という単語で自己暗示をかけているわけです。
旅の後に、この宿でぐっすり眠って欲しい、ゲストハウスの屋号にちょうどいいなと。
PS. ちなみにゲストハウスひつじ庵で使われている布団と枕は羊毛です^^ひつじに包まれてぐっすりお休みください。
2013年11月上旬オープン予定のゲストハウスです。
大工さんが入っての改装は終わりましたが、その後の作業を一人で全部こなしているのでなんだかんだで毎日忙しいです。
まずはブログを始めてみます。