2019年の京都祇園祭の日程を写真や動画を交えて紹介したいと思います。
動画は2017年と2018年に私が撮影したものです。
※新型コロナウィルスの流行により2021年の京都祇園祭山鉾催行は中止となりました。
すべてではないですが鉾建ては行うようです。
お囃子も19時で終了・提灯もその時間には消すようです。
それ以外、神事はいくつか催行されるようです。
こちらのブログは過去の従来通りの日程となります。
【京都祇園祭日程7月1日】ーーーーーーー
■吉符入(~18日)
神事はじめの意味で、各山鉾町では関係者が町会所に集まり、
祭礼奉仕の決定や神事の打ち合わせが行われます。
●時:日時は各町により異なる
●所:各山鉾町
■長刀鉾町お千度
今年選ばれた長刀鉾町の稚児(ちご)と禿(かむろ)や 町役員らが八坂神社の本殿を廻って、
神事の無事の祈願のため、本殿を三回廻ります。
●時:10:00AM~
●所:八坂神社
【京都祇園祭日程7月2日】ーーーーーーー
■くじ取式
各山鉾町の代表が京都市役所内の市議会場に集まり、京都市長立ち会いのもと、くじを取って7月17日の山鉾巡行の順番を決める。
●時:10:00AM~
●所:京都市役所
■山鉾連合会社参
くじ取式のあと、各山鉾町代表者が八坂神社に参拝して、祭りの無事を祈願してお祓いを受けます。
●時:11:30AM~
●所:八坂神社
【京都祇園祭】夜の北観音山の祇園囃子の調べ(2017年7月2日)
夜の小雨降る中の北観音山の祇園囃子の調べ。
【京都祇園祭】放下鉾の祇園囃子(2017年7月2日)
夜の祇園祭放下鉾の祇園囃子の様子です。
■みやび会お千度(7月4日)
24日の花笠巡行などに参加する京舞井上流の門下生で作る「みやび会」の恒例行事。7月上旬で毎年日が変わります(八坂神社の門に案内が出ます)。
舞妓・芸妓たちが芸の上達と健康を祈って八坂神社に詣で祈祷を受けます。
9am過ぎに浴衣姿の約80名の舞妓・芸妓さんが本殿を廻りお千度をする。
●時:9:30AM頃?~
●所:八坂神社
2015年、2016年、2017年は7月7日。
2018年、2019年は7月4日でした。
【京都祇園祭日程7月5日】ーーーーーーー
■長刀鉾町稚児舞披露
長刀鉾町の吉符入の日。会所に集まった人たちに稚児を正式に紹介。巡行の時に舞う「太平の舞」をまずは町役員にみせる。その後、会所の二階から四条通に向かって舞を披露する。
●時:15:30AM~
●所:長刀鉾町会所
【京都祇園祭】長刀鉾 お稚児さんによる「太平の舞」(2019年7月5日)
四条烏丸 近くにある長刀鉾町会所の二階で披露されます。
舞が一分、二分挟んで 舞、全部で5回 舞が披露されます。
四条通の歩道から見学できます。
【京都祇園祭日程7月7日】ーーーーーーー
■綾傘鉾稚児社参
綾傘鉾を巡行時に先導する稚児6人が、鉾町の役員と共に八坂神社に参拝する。
「結納の魏」を済ませた後、14:30 綾傘鉾の稚児の役目を授かる宣状の儀のために八坂神社に社参し、その後祭りの無事を祈ってお千度を踏む。
●時:14:30AM~
●所:八坂神社
【京都祇園祭日程7月10日】ーーーーーーー
■長刀鉾幣切
八坂神社の神職が長刀鉾町に出向いて、神事に用いる各種の御幣類を調える。真木の榊の中央につかられる白大幣一串も、毎年このときに新調する。
●時:10:00~
●所:長刀鉾町会所
■神用水清祓式
仲源寺を出発した関係者が四条大橋北中央に建てた斎竹(いみたけ)の間で鴨川の水を汲み上げお祓いをする神事。
この神用水は、夜の神輿洗い式で使われる。
●時:10:00~11:00
●所:四条大橋北側・宮川堤
■前祭 各山鉾町清祓(きよはらえ)(~15日)
各鉾町で、八坂神社の神職により祭りの無事を祈って清祓が行われる。
●時:各山鉾町により異なる
●所:各山鉾町
■前祭 鉾建て(~13日まで)
7月10日または11日から、鉾や曳山を組み立てる鉾建てが行われます。
大工方や手伝い方と呼ばれる専門の職人が、釘を使わず「縄絡み(なわがらみ)」という伝統技法で縄だけで組み上げていきます。
20メートル近くある真木を取り付けるため、初めは櫓を横倒しにして組み立て、真木を固定したら綱で引っ張り鉾を立てる。それから装飾品を取り付けていきます。
※真木を立ち上げる前に、紙垂(しで)(Z型に折られた白い紙)を 見物人がつけることができるところもあります。
※月鉾は真木を立ち上げたとき、餅を見物人に配ってくれます。
■前祭 鉾建て日程一覧
山鉾は組み立てに二日から三日かかります。
●10日~
長刀鉾 7:00am~
函谷鉾 7:00am~
月鉾 8:00am~
鶏鉾 8:00am~
菊水鉾 9:00am~
(菊水鉾は他所で建てて運ばれてくるのは16:00頃)
●11日~
放下鉾 7:00am~
船鉾 8:00am~
●13日~
綾傘鉾 11:00am~
●14日~
四条傘鉾 8:00am~
■お迎え提灯
江戸中期から始まった行事で、神輿洗式の神輿をお迎えするために行う。
氏子の祇園萬灯会有志がお先太鼓の音とともに、提灯をたてて、巡行する。
350人、馬12頭の行列で、市役所前や能舞台での舞踏奉納は見ごたえあり。
●時:16:30~21:00
●所:八坂神社(16:30発)→四条河原町→京都市役所前(17:30~18:30舞台奉納)(注意:2019年は市役所工事中で舞台奉納は本能寺で行われます)→寺町通→御旅所→東大路通→円山公園→石段下で神輿洗いの神輿を迎える→神幸通→八坂神社(19:30~能舞台で舞踏奉納)
【京都祇園祭】お迎え提灯(2018/7/10)
2018年7月10日、17:20頃の本能寺 前のお迎え提灯の様子。
例年 京都市役所前で舞台奉納が行われるが、今年は工事中。
本能寺に入っていくので そこで行われるかと思いきや、関係者以外立ち入り禁止となった。のちに一般の人が観れたかは不明です。
■神輿洗式
「神幸祭」「還幸祭」で巡行する神輿を 事前に鴨川の水で洗い清める神事。
大松明を先頭に、三基の神輿が八坂神社を出発し四条大橋北側でお祓いする。
四条大橋では朝に組み上げた神用水を神輿にかけ清める。
●時 19:00~20:30頃
●所 八坂神社→四条大橋→八坂神社
【京都祇園祭日程7月11日】ーーーーーーー
【京都祇園祭】月鉾・真木立ち上げ(2018/07/11)
2018年7月11日の月鉾の真木立ち上げの様子です。13時頃です。人が上に乗り 掛け声とともにジャッキで引き揚げます。完了すると拍手が。
そのあと関係者にお酒。写真撮影などした後に、歩道で見守っていた人に お酒がふるまわれました。桝ももらえました、「月鉾」と焼き印してあってイイ記念になります。それとは別に おもちも配られました。各鉾 7/11と7/12で時間差で立ち上げしますが、もしこの真木の立ち上げを一つだけみるならこの月鉾がお勧めです。近くの函谷鉾は13時の時点ではすでに立ち上がってました。おそらく鶏鉾も13時。長刀鉾は少し遅れてたのかな(?)この月鉾が立ち上がった後に動いてました。
【京都祇園祭】鷹山二階囃子(2018/07/11)
2018年7月11日の鷹山の二階囃子の様子です。新町三条あたり。2019年の祇園祭の後祭りで お囃子のみ(?)行列に参加、2020年に鷹山の曳山を復活させて山鉾巡行に参加する予定だそうです。
【京都祇園祭日程7月12日】ーーーーーーー
■前祭 曳初め・舁初め(~13日まで)
二日間から三日間かけて組み立てられた鉾と曳山が、試し曳きをします。
懸装品が飾られ山鉾の上では祇園囃子も奏でられて、巡行本番さながらに行われます。
鉾の曳初めは誰でも参加できます。
(※ロープは跨がないでくださいね)
●時:7/12は14:00~、7/13は12:00~
●所:各山鉾町
■前祭 曳初め・舁初めの日時
【7月12日】
長刀鉾ー15:30~
函谷鉾ー14:00~
鶏鉾ーー14:30~
菊水鉾ー15:00~
月鉾ーー15:00~
※時間は目安です。当日の状況で前後します。
【京都祇園祭】函谷鉾 曳初め(2017年7月12日)
2017年7月12日 祇園祭の「函谷鉾」の試し引きに参加してきました。一回目の東方向に(烏丸通辺りまで)動かした際に綱を持って引っ張りました。そこを離れ二回目に西方向に動かしたときの動画です。
【京都祇園祭日程7月13日】ーーーーーーー
【7月13日】
蟷螂山ー12:00~
放下鉾ー15:00~
岩戸山ー15:00~
船鉾ーー15:00~
※時間は目安です。当日の状況で前後します。
【京都祇園祭】船鉾 曳初め(2017年7月13日)
2017年7月13日 祇園祭の船鉾の曳初めの様子です。
15:00スタートでした。
【京都祇園祭】蟷螂山の曳初め(2017年7月13日)
2017年7月13日 12:00頃 蟷螂山の曳初めの様子です。
【京都祇園祭】山伏山にくまモン登場(2017年7月13日)
2017年7月13日 京都の祇園祭 山伏山に くまモンが登場。
曳き初めも終わって、提灯などの飾り付けがほぼ完了する7月13日の夕方以降は、山鉾めぐりには非常にお勧めです。18時ころから鉾の上で祇園囃子を披露されてコンチキチンのリズムが心に染みます。
粽もこの日から売り始めるところがあり、購入もしやすいです(7/14以降の夜は売り切れるところも出てくる)。グッズや粽を買うと鉾の上に登れますが、並ばずに済みます。
この日に京都に来られなければ7/14でも可です。出店が出て烏丸通りや四条通が歩行者天国になる7/15と7/16は人出が凄いですので落ち着いてみたい方は前乗りをお勧めします。
【京都祇園祭日程7月15日】ーーーーーーー
■宵々山(よいよいやま)
山鉾町では14日から16日の夕刻から駒形提灯に明かりがともされます。子供たちのろうそくやお守りを売る童歌やコンチキチンと鉾の上で奏でられる祇園囃子でお祭りムードに。
鉾町は一方通行になるのと人が多いため思うように歩けませんががんばりましょう…。
15日と16日は四条通と烏丸通りが歩行者天国になります。烏丸通りは出店が並び沢山の人で賑わいます。
●時:歩行者天国19:00頃~??
■伝統芸能奉納
宵宮祭の前祝として、舞殿の隣にある能舞台にて次々と伝統芸能が奉納されます。今様、琵琶、詩吟、日本舞踏、上方舞、狂言、箏曲など。
●時:15:00~20:00
●所:八坂神社
■宵宮祭(よいみやさい)
八坂神社で10日の神輿洗い式から舞殿に据えられている三基の神輿に御神霊を遷す神事。境内の照明がすべて消されて真っ暗に。
※照明が消えている間は写真撮影はできません。
●時:20:00頃~
●所:八坂神社
【京都祇園祭日程7月16日】ーーーーーーー
■前祭 日和神楽
各山鉾町の囃子方が、翌日の巡行が晴天であることを祈願して、お囃子を奏でながら、四条寺町にある八坂神社御旅所まで向かう。
車のついた屋台に鉦をつるして太鼓とともに打ち鳴らし、笛を吹き祇園囃子を賑やかに奏でる。基本的には四条通を往復する。
函谷鉾の日和神楽は十数年前から松原通などかつての巡行路を通る。
長刀鉾の日和神楽だけは、八坂神社に参拝して祇園囃子を奉納する。お神輿が鎮座する舞殿の前で、お茶屋の女将さんやお座敷を終えた芸妓さんや舞妓さんが見守る中、奉納囃子を演奏。
●時:22:00頃~
●所:各山鉾町から四条寺町の御旅所 往復
【京都祇園祭】日和神楽(ひよりかぐら)(2017年7月16日)
2017年7月16日 祇園祭宵山。長刀鉾近くにいたときの日和神楽です。菊水鉾、四条傘鉾、長刀鉾が通りました。
■前祭 宵山 函谷鉾の提灯落とし
【京都祇園祭】宵山の函谷鉾。知る人ぞ知る「提灯落とし」(2019年7月16日)
照明が消され落とす時間は21:30頃~22:00頃の間ですが、
時間に幅があるので動画内でムービーを撮る際の作戦をコメントしています。
ご参考までに。
※新型コロナウィルスの流行により2020年の催行予定は不透明です。
こちらのブログは過去の従来通りの日程となります。
【京都祇園祭日程7月17日】ーーーーーーー
■前祭 山鉾巡行
祇園祭前半のハイライト山鉾巡行。
9:00AM、くじで決まった順番に四条烏丸の長刀鉾を先頭に前祭の 23基の山鉾が勢ぞろいします。
四条堺町でくじ改め、
四条麩屋町では注連縄切り(長刀鉾に乗ったお稚児さんが身を乗り出しながら舞を披露した後 四条通に渡された縄を太刀で切り落とします)
があります。
四条河原町通で辻回し(コーナーをターンする)、そいして御池通と進み、新町御池で最終ターンして、新町通りを通り、各山鉾町に戻っていきます。
各山鉾町に戻ると、山鉾はすぐさま解体されます。
●時:9:00~
●所:氏子区内
【京都祇園祭】長刀鉾 新町御池お稚児さんが降りるシーン(2017年7月17日)
2017年7月17日 祇園祭。
長刀鉾が新町御池に到着するところからお稚児さんが強力に担がれて降りすシーンまで。
【京都祇園祭】長刀鉾 新町御池 辻回し(2017年7月17日)
2017年7月17日の祇園祭。新町御池での辻回し(最終のターン)の様子です。
【京都祇園祭】2018年7月17日 京都祇園祭の山鉾巡行 新町通の様子です。
時間は12:40~13:40くらいです。
御池新町で基本的に山鉾巡行は終了なのですが、そのまま山や鉾は各町内に戻るために巡行は続きます。新町通は道幅も狭く 人もそれほど多くないのと、山鉾を間近で観れるのでお勧めです。新町通の山鉾巡行(2018/7/17)
■神幸祭 神輿渡御
八坂神社の心霊が遷された神輿を四条寺町の御旅所に迎える行事。
16:00 久世駒形稚児が馬に乗ったまま正門である南楼門から入り、舞殿を三周して清々講社、宮本組が待つ本殿へ。祭典が行われます。
曳き手が舞殿を三周。18:30頃、祇園石段下に三基の神輿が揃い、差し上げをするところが見どころ。
18:00頃から21:00頃までに次々に御旅所に到着し、それぞれが神輿から御旅所へ御心霊を遷す神事が執り行われます。この日から還幸祭の7月24日まで、ここに神輿は置かれます。
●時:神幸祭16:00~、神輿渡御18:00~21:00
●所:八坂神社→御旅所(四条寺町)
【京都祇園祭】八坂神社石段下・神幸祭・神輿渡御出発式(2018/7/17)
2018年7月17日 京都祇園祭 八坂神社の石段下で行われる神幸祭・神輿渡御(みこしとぎょ)出発式。18:00頃です。午前中からお昼にかけて行われる山鉾巡行が終わった後 まだお祭りは続きます。中御座・子供神輿(東若御座)・東御座・西御座の3基(プラス1基)のお神輿が八坂神社の石段下に集合します。数百人があつまり壮観です。京都市長などのあいさつの後、ほいっとーほいっとーの掛け声で神輿を揺らします。豪快な「差し上げ」も見ものです。
【京都祇園祭】神幸祭 御旅所前・三若 中御座(2017年7月17日)
2017年7月17日の京都 四条寺町あたりの御旅所前。三若に担がれた中御座のお神輿です。
【京都祇園祭日程7月18日】ーーーーーーー
■後祭 鉾・山建て(~21日まで)
前祭の巡行が終わった翌日7月18日から、鉾や曳山を組み立てる鉾建てが行われます。
大船鉾の鉾建てからはじまります。
■後祭 山鉾建て日程一覧
山鉾は組み立てに二日から三日かかります。
●18日~
大船鉾 7:00am~
●19日~
北観音山 6:00am~
南観音山 6:00am~
鯉山 9:00am~
●20日~
役業者山 8:00am~
鈴鹿山 8:00am~
黒主山 8:00am~
浄妙山 9:00am~
●21日~
八幡山 8:30am~
橋弁慶山 8:30am~
【京都祇園祭日程7月20日】ーーーーーーー
■後祭 曳初め
二日間から三日間かけて組み立てられた鉾と曳山が、試し曳きをします。
巡行本番さながらに懸装品が飾られ、山鉾の上では祇園囃子も奏でられるなか、町内の人や観光客が綱を引っ張り、動かします。
鉾の曳初めは誰でも参加できます。
(※ロープは跨がないでくださいね)
■前祭 曳初め・舁初めの日時
【7月20日】
大船鉾ー15:00~
北観音山ー15:00~
南観音山ーー15:30~
〇大船鉾一般搭乗日程 7/20 18:00~
〇南観音山一般搭乗日程 7/21 10:00~
※時間は目安です。当日の状況で前後します。
※北観音山は一般客の登場は無し
【京都祇園祭】北観音山・南観音山・大船鉾曳き初め(2018/7/20)
2018年7月20日 新町通で行われた祇園祭(後祭)の曳き初めの様子です。北から撮影しながら南下していきました。時間的には15:00から。北観音山→南観音山→大船鉾。
北観音山と南観音山は15:00に南下します。かなりの距離を移動して、それが終わったら北上して元の位置に戻ります。
大船鉾は北上して四条通の信号手前で止まり、南下、そして再度北上して元の位置に戻ります。大船鉾に参加した引手の人は宵山中に上に登れる引換券をもらってました。北と南は最中アイスでしたね。一般の人が参加できるイベントなのと、動いている鉾を間近に見れるのでお勧めです。
【京都祇園祭日程7月21日】ーーーーーーー
■橋弁慶山舁初め
【京都祇園祭】橋弁慶山舁初め(2017年7月21日)
2017年7月21日 11:00頃 行われた、橋弁慶山の舁初め(かきぞめ)の様子です。弁慶と牛若丸が五条大橋で戦う様子をあらわす山です。烏丸・室町間の蛸薬師通りを練り歩きます。山の点検の意味も込めて行われます。
■後祭 宵山(23日まで)
7月21日から三日間が後祭の宵山となります。先祭とは違い露店は出ません。
駒形提灯の明かりのなか、お飾り席や売店での呼び声が聞こえる。
観光客も少なめで、しっとりとした京都の祇園祭が楽しめる。
23日の21時ころからは日和神楽も行われ、四条の御旅所に向かう。
【京都祇園祭】後祭 鷹山のお囃子(2017年7月21日)
2017年7月21日 京都祇園祭 後祭りの 宵宵々山、鷹山のお囃子です。今は「休み山」ですが 再興に 向けて少しずつ前に進んでいます。応援しましょう。
【京都祇園祭日程7月23日】ーーーーーーー
■煎茶献茶祭
京都の煎茶家元六流の輪番により献茶が行われます。
点てられた三服の煎茶が 神前に供えられます。
●時:9:00~
●所:八坂神社本殿
■祇園祭 後祭 宵山
【京都祇園祭】大船鉾の日和神楽(2017年7月23日)
2017年7月23日 京都祇園祭 後祭り宵山、日和神楽、大船鉾から出発するところです。21:30頃です。
【京都祇園祭】南観音山の日和神楽(2017年7月23日)
2017年7月23日の京都祇園祭 後祭 の宵山22:50頃、南観音山前で。あばれ観音を観るために、待っているあいだ北の方からやってきました。
【京都祇園祭】大船鉾の日和神楽@南観音山(2017年7月23日)
2017年7月23日 京都祇園祭 後祭 大船鉾の日和神楽の様子です。あばれ観音を観るために南観音山(新町通 蛸薬師下がる)あたりにいるときに北の方からやってきました。祇園囃子の音色が美しいです。
■あばれ観音
7月23日の夜、南観音山だけで行われる珍しい儀式。蓮台に縛り付けられたご本尊「楊柳観音」を担いで町会所を飛び出し、掛け声とともに町内を三往復する。町の両端で大きく蓮台を揺する。
道の両脇に多くの見物人。
夜な夜な行われるこの行事。ただただシュールでコミカル、見てるみんなを和ませる独特な空気感を味わってほしいです。
●時:23:00頃~
●所:南観音山会所周辺(中京区新町通蛸薬師下ル)
【京都祇園祭】奇祭!南観音山のあばれ観音(2017年7月23日)
2017年7月23日の夜 23:25頃 南観音山のあばれ観音です。京都三大奇祭の一つと勝手に呼んでます。どこかユーモラスでシュール。なぜかみんな笑顔になるお祭りです。私の好きな祭りですね。この催しに無茶苦茶 期待してはいけません、夜な夜な地元民・観光客が集まってシュールな光景を一緒に観て笑顔になるのが吉です。
※新型コロナウィルスの流行により2021年の京都祇園祭山鉾催行は中止となりました。
中止となった行事は八坂神社のHPをご覧ください。
こちらのブログは過去の従来通りの日程となります。
【京都祇園祭日程7月24日】ーーーーーーー
■後祭 山鉾巡行
祇園祭後半のハイライト山鉾巡行。
9:30AM、くじで決まった順番に烏丸御池に、橋弁慶山を先頭に後祭の10基の山鉾が勢ぞろいします。
御池通を東に進み、河原町御池で角を曲がり南へ。四条河原町で再度曲がって西に進み、四条烏丸に向かいます。最後は大船鉾。四条新町で最後のコーナーを曲がり、各山鉾町に戻っていきます。
各山鉾町に戻ると、すぐさま解体されます。
●時:9:30AM~
●所:氏子区内
【京都祇園祭】後祭オススメ!朝の新町通(2017年7月24日)
2017年7月24日 京都祇園祭の後祭。朝の新町通です。
場所は新町通の三条通より少し南あたり。
後祭りの山鉾巡行は9:30amからですが、8:30頃から八幡山が動き出して新町通を北上していきます。続いて北観音山、南観音山、大船鉾と続きます。8:50頃までの様子です。
人もあまりいないしお勧めです。
■花傘巡行
比較的新しい行事。かつて山鉾巡行が17日の「前祭」、24日の「後祭」に分かれていたのを、昭和41年に統合して、巡行が17日のみに実施するようになったのを機にできた行事。
統合したことにより、還幸祭に先立つ後祭の行事がなくなってしまったために、後祭の意味を伝えていくためにできた。
花街の芸者さんや、六斎、祇園囃子の曳山や、傘鉾10基あまりなど総勢1000人の行列が巡行する。
平成26年からの後祭復活に伴い、花傘巡行の進行ルートが逆になった。
山鉾巡行とほぼ同時に行われますのでお見逃しなく。
10:00amに 八坂神社を出発し四条通を西へ。四条寺町で北上し、御池通で東、再び河原町通りで南進して四条通にもどり八坂神社へ正午頃到着する。
●時:10:00AM~
●所:八坂神社→四条寺町→御池寺町→河原町御池→四条河原町→八坂神社
【京都祇園祭】後祭 花笠巡行(2017年7月24日)
2017年7月24日 祇園祭の花笠巡行の様子です。四条通のスターバックス(アパホテル)前あたりです(八坂神社の少しだけ西)。11:58頃に先頭がやってきました。子供神輿を先頭に、花笠をかぶった女性による神饌行列や武者行列、祇園囃子、祇園太鼓、鷲踊など総勢1000名にも及ぶ大行列。
■還幸祭
御旅所に鎮座していた神輿を八坂神社へ還幸する。
7月17日の神幸祭よりも行動範囲が広く、氏子地域をくまなく回る。
長い道のりを経て、中御座が最初に八坂神社に到着。右回りに舞殿を三周回り、神輿を据える。そのあと東御座、西御座と続く。神輿がそろった23時過ぎには神事がはじまる。
午前0時、境内の明かりが消され、真っ暗になり「御霊遷(みたまうつし)」の神事が執り行われる。
●中御座:17:15出発
●東御座:18:30出発
●中御座:19:00出発
【京都祇園祭】還幸祭 御旅所前(2017年7月24日)
2017年7月24日ころ祇園祭 御旅所前です。時間は18:05頃。三基のお神輿のうち最後の出発となる錦の西御座です。ホイットーホイットーという掛け声で繰り返しお神輿を揺らします。
【京都祇園祭】還幸祭 三条油小路(2017年7月24日)
2017年7月24日の祇園祭 後祭 還幸祭。場所は三条油小路。20:50頃。
この場所は三基のお神輿が通りますが、これは二基目ですね。四若が担ぐ西御座神輿です。
【京都祇園祭日程7月28日】ーーーーーーー
■神輿洗式
7月10日と同様の行事。
神輿洗奉告祭が18時から八坂神社で行われた後、大松明が道を清め、中御座を舁き、四条大橋の北側にて神職が神用水にてお祓いを行う。
八坂神社に戻ると、舞殿を一周して、神輿庫にしまう。
●時:20:00~20:30
●所:八坂神社→四条大橋→八坂神社
【京都祇園祭日程7月29日】ーーーーーーー
■神事済奉告祭
宮本組が中心となり、祇園祭が無事に終わったことを神に奉告。
●時:16:00~
●所:八坂神社
【京都祇園祭日程7月31日】ーーーーーーー
■疫神社夏越祭
鳥居に大茅輪がつけられ、厄を払うために参拝者はこれをくぐる。お祓いの後、祝詞が奏上され、「蘇民将来子孫也」の護符が授与される。
●時:10:00~
●所:八坂神社境内 疫神社
これで祇園祭の日程 解説おしまい。
■あわせて読む。
→【京都祇園祭】山鉾巡行に北観音山の曳手として参加しましたよ
→京都タワーサンドKYOTO TOWER SANDOに行ってみた
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住所: 京都市中京区姉小路通小川東入宮木町472-1
オープン: 8:00-11:00,16:00-21:00